*は過去のお話です
だんだん衣装も決まって それを合わせながら練習して 本番公演が近づいた頃
村人は初め貧乏なので(戦後すぐの設定)モンペを着るのかなあと思っていましたら
ただのくたびれたTシャツとウェストゴムのパンツでした。みんなそんな感じ。
途中からお金持ちになるので後半は休憩を挟んで着物とカツラで変身します
そこの変身が見せ場のひとつなんですが、マジックテープの着物にカツラ・・お化粧
おてもやんやないか~い!でもこれが毎度どよめきがおきてアメリカ人に大受け。
そこにたどり着く本番数週間前。
プロデューサーが日本の絵を描いてくれる人の知り合いがいないか聞いてきたんで
麦茶が絵を描けるよって言っといたから とまたしても夫の爆弾発言
プロデューサーに話を聞いてみると どうやらただの絵ではなく
巨大な絵画で富士山などを描いて欲しいとの事。
銭湯みたいなイメージが出来たのでOKを出して
こんな感じ?とラフ画を持って行ってもどうもかみ合わない??
よくよく話を何度も聞いて見ると背景では無く
板を何枚も組み合わせて幕のようにし 一枚ずつ開けて行きたいらしい。
その板の出来上がったものを見たら、横が2M縦が5Mの巨大な板が7枚も!
一枚一枚にテーマ性をもたせ、ひとつの物語になる様にラフを何回も書き直し
OKが出る頃には本番まで一週間切っていました。
(不思議だけど ここの英語は分かったんだよなあ。。)
ここから夜の練習だけでなく昼に絵を描く事が加わり
あっという間に本番を向かえるのでした。
アレキサンドリア リトル シアター正面
③は本番が始まってからの様子を書きたいと思います