最近ワインを飲みに行くことが多いため、ワインに詳しくなれたらいいなと思っていたところ、本屋で目に付いた一冊。

 

清水健一「科学者が書いたワインの秘密」(PHP研究所、2016)

 

理系の目線からワインの効能を解説しているということで、私が期待していた「美味しいワインの選び方」のようなものではなかったものの、なんとなく興味をもち購入。

 

「Chapter1 ワインの知識は誤解の宝庫」では、「ワインは開けたらすぐ飲まないとまずくなる?」「赤ワインは常温、白ワインは低温で?」といったワインについてよく言われることに関して、とても分かりやすく解説されており、非常に勉強になった。

 

しかし、Chapter2以降は専門的な話が多くなり、ほとんど流し読み状態…(笑)ミミズが美味しいワイン(用ブドウの栽培)には重要という話は面白かった。「Chapter4 身体にやさしいワイン!」くらいは後日じっくり読んでみようかと思う。

 

巻末に、「ワインが楽しく飲める本」(原子嘉継 監修)という当初の私の期待に応えてくれそうな本が紹介されていたため、次回読んでみたいと思う。