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みなさん、生ハム原木ってご存知でしょうか。
まるまる豚の足を立て掛けた、アレの事です。
少し前に話題になりましたよね。
私はネットで見た時、これは...欲しい...！と思ってしまいました。
生ハムはおつまみの中で三本指に入るくらい大好きで、嬉しいことがあった日も、嫌なことがあった日も、とにかく生ハムを買って帰れば幸せを感じられました。
300円の10枚入りを、全部そのまま一人で食べます。
至福の1枚です。
でもすぐなくなっちゃうんですよね。
原木だったら食べ放題です。
いっぱい食べたい。
なので、生ハム原木との同棲を許可して頂くべく、同居人に申し立てをしてみました。
しかし、あえなく却下されました。
置くところがないと。
そりゃそうだ。
臭いがしたら嫌だと。
そりゃそうだ...。
実際に買ったところで1人では食べきれないですし、友達も少ないので生ハムパーティーも出来ません。
まぁ、仕方ないか...と諦めていましたが...
誕生日に、プレゼントしてくれました。
生ハム原木(ミニ)を。
部分的に売っていることに驚きでした。
これなら冷蔵庫に入りますし、保存している間に悪くなってしまうこともありません。
どうやら部位ごとに名前があるようです。
※以下の画像と説明はホームページから引用しました。
各部位の特徴===========================
- マサ（外モモ＆内モモ）：
外モモと内モモが合わさっているのが特徴です。肉の間に霜降りが入りやすくカットすることで非常にきれいな断面になります。肉のコクと脂の旨みと甘みのバランスも良い、後ろ足で最高級の部位です。
- コントラマサ（ランプ）：
骨付き原木の赤身が外に出ている部分ですので、少しながら乾燥していますが、味わいは濃い部位です。また脂の旨さはロースの背脂から続いている脂ですので、味わい深くクセもありません。俗にいうランプの部分です。
- バビージャ（シンタマ）：
赤身が多く、味わいが濃い部位です。俗にいうシンタマ（シックフランク）です。赤身のハムをお好みの方にはお勧めの部位です。イベリコ豚ベジョータの濃い旨みをご堪能下さい。
※背脂の部分に脂身が多い場合がありますが、肉の中には脂は入っていませんので、お好みにより端の脂を取り除いてお使い下さい。
- ピエルナ（スネ）：
生ハムの本場スペインのプロの間では一番美味しいと知られている部位で、後ろ足の足首の部分です。放牧されて運動している部位ですので、味わいがあり脂と肉のバランスもいいのが特徴です。足首の先端に行くにしたがって薄くスライスすることで硬さも気になりません。
貰ったのはマサの部位です。
1番美味しいところを買ってくれました。
専用のナイフ付きではなかったので、包丁でなるべく薄く切ろうとしますが、なかなか難しいです。柔らかいビーフジャーキーのようになってしまいました。
専用ナイフは相当切れ味が良いのでしょう。
味はというと、市販の生ハムとは全くの別物で、香りが濃厚です。
噛めば噛むほど味が染み出してきます。
塩っけは強めで続けて食べるのはつらいのですが、少しするとまた食べたくなってしまう中毒性があります。
飲み物が欲しくなりますので、これはワインがあれば最強だな...という感想でした。
端のほうの脂身はちょっと臭くて食べられなかったので切り落としてしまいましたが、ネットで調べると出汁をとる使い方もあるようです。
一緒に届いた冊子には、生ハムの色々な調理法が書いてありましたが、結局1週間程でそのまま全て食べきってしまいました（笑）
完全に塩分過多ですね...
感想としては、確かにマサよりはあっさり目でした。乾燥して硬いので、さらにジャーキー感があります。
個人的には、マサの方が柔らかく、濃厚で美味しく感じました。
やはり最高級の部位には勝てませんね。
こちらも1週間程度で食べきってしまいました笑
全部の部位をコンプリートしてみたいですが、マサをもう一度、もう一度食べたいです(´﹃｀)
今度購入するならやっぱりマサですね...
職場の人には、誕生日に生ハム！？wと言われてしまいましたが、私にとってはまたとない幸せと経験になりました。
生ハムミニ原木、おすすめです
余談ですが、熱海に旅行に行った時、まぐろの生ハムなるものを見つけました。
少々お高めでしたが、折角だし！と旅行のテンションで購入。
解凍して刺身のように切ります。
お味はというと、スモーキーなお刺身でした。
お刺身のようでお刺身ではない、不思議な食感と風味です。
少しクセがあるので、大人のお刺身といった感じでした。
こちらもおつまみには最強の一品です。
書いていたら生ハム食べたくなってきてしまったので、スーパーの生ハム買って帰ろうと思います