クロのぶんまで長生きしようね | おしゃべりなしっぽ

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我が家の猫の事とか、日々の事とか、野球の事とか、たまに病気の事とか・・・時には頻繁に、時にはゆるゆると・・・

こんばんは。

北海道は朝晩めっきり冷え込むようになりました。

この前の寒波の時には峠は雪。

札幌市内の手稲山も初冠雪です。


そんな冬に向かうなか、先日10月12日、ゆめが9歳になりました。

本当ならクロ子も一緒に9歳の誕生日を祝うはずでした。


悲しくて、悲しくて・・・

こんなに悲しい誕生日がこの世にあるものなのかと・・・

そんな思いがどうしても消えなくて・・・

今日までこの記事を更新する事ができませんでした。


これは誕生日よりも少し前のゆめの画像↓

背後にボ-ッと写りこんでいるのは我が家の四男どん。



誕生日の日はニャン全員で我が家恒例の特別ニャンコごはんを堪能。


お祖母ちゃんが健在の頃、ゆめは時々パンを貰って食べていたという話を少し前にEさんから聞いていて・・・

しかもゆめが食べるパンはちょっとお高目のパンの一番フワフワな部分とかで(笑)


誕生日に合わせて父ちゃんが買ってきたパン屋さんのパンのど真ん中のフワッフワな所を小さくちぎって差し出すと・・・

もう嬉しそうに食べるわ食べるわ・・・


大好きなお祖母ちゃんが亡くなってもうすぐ1年。

1年振りのパンだものね。

美味しいよね。


身体の事を考えたらそうそう食べさせてあげられるものでもないけど、もう何も食べられなくなってしまったクロの事を思うと、誕生日や何かの記念日くらいは、ゆめに好きなものを食べさせてあげたいと思う母ちゃんです。



クロの誕生日のお供えはこの日も大好物のシシャモ。

父ちゃんと母ちゃんは、残りのシシャモを箸で突っつきながら「食べさせてあげたかったね」「元気になって帰って来れたら、大好きなシシャモだってニシンだって、鮭なんか丸ごと1本焼いてやっても良かったのにね」と言ってまた涙。


でもクロはきっと北海道に帰って来たかったから

きっと絶対帰るんだって頑張ってくれたと思うから

今はこうやって札幌の地で、北海道の空気に包まれて眠っていられるのだけは、心から良かったと思っています。


そんなこんなで涙に暮れたゆめとクロの誕生日だったのでした。




実は、更新しよう更新しようと思ってしそびれているうちに9月のクロ子の事が起きてしまってそのままになっていたのですが・・・

7月にはどんの3回目のうちの子記念日、8月にはむぎの10回目の誕生日がありました。


どの子も事情があって我が家に来た子。

みんなみんな平等に愛しい我が子。

最後の瞬間まで精一杯の愛情を注いでこの子達の命に責任を持つのが里親に名乗りをあげた者としての最低限の義務だと私達は思っているので

父ちゃんも母ちゃんも、これからもみんニャが幸せでいられるように頑張るからね。


クロのぶんまで長生きしようね。