バナナは栄養豊富で、1年を通して手軽に食べられる果物です。
バナナには、消化されやすく短時間でエネルギーに変わるブドウ糖や果糖、消化にやや時間がかかるショ糖など、体内でエネルギーに変わる速さが違う糖が含まれています。そのため、スタミナを持続させるのに効果的で、運動をするときの糖質補給にも適しています。

 

朝の忙しい時間にバナナ1本でも食べるのはお薦めです。

 



バナナの栄養成分と効果
ビタミンC
体内で抗酸化物質として働き、コラーゲンの生成を助けたり、メラニン色素の過剰生成を抑えたりするなど、美肌作りに役立ちます。また、抗ストレスホルモンを合成するには、大量のビタミンCが必要です。ストレス時には特に意識してビタミンCを摂ることが大切です。
⇒栄養士が教える!ストレスを抑えてくれる食べ物

ビタミンB6
主に、タンパク質の代謝を助ける補酵素として働きます。また、肌・粘膜などの健康を保つ作用があります。さらに、月経前症候群(PMS)の緩和にも効果が期待されています。

カリウム
カリウムは人のカラダが必要とする必須ミネラルの一つです。過剰なナトリウムを尿と一緒に体外へ排出させる作用があり、むくみ・高血圧の予防や改善に役立ちます。

マグネシウム
マグネシウムは
、カルシウムやリンとともに骨や歯の発育や強化に重要な役割を担っているミネラルです。適切な量を摂ることで、骨粗しょう症の予防にもつながります。また、血液中のカルシウム量を調節し、筋肉の収縮をコントロールする効果があります。

フラクトオリゴ糖
腸内のビフィズス菌など善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やしてくれます。腸内環境を整え、便秘の予防や改善に効果的です。また、ビフィズス菌が増える際に作られる有機酸は、カルシウムやマグネシウムの吸収を助けます。

トリプトファン
体内で合成されない必須アミノ酸の一種で、セロトニンと呼ばれる神経伝達物質を作る原料となります。セロトニンには、睡眠効果や精神を安定させる効果があります。
⇒脂肪燃焼や集中力アップも!睡眠で得られるうれしい効果

バナナのおいしい食べ方
やや固めで青さが残った未熟なものは、常温でしばらく置いて追熟させましょう。皮に黒い斑点が出たら食べ頃です。未熟なうちに冷蔵庫へ入れると、追熟が止まり甘くなりません。
また、13度以下で保存すると傷んで黒ずむので、冷やし過ぎには要注意です。

 

はちみつの栄養成分と効果
鉄分
鉄分は血液中で酸素を運ぶ「ヘモグロビン」を構成する材料になります。鉄分が不足すると、ヘモグロビンの濃度が低下し、カラダに酸素が十分に運ばれず、鉄欠乏症貧血を引き起こしてしまいます。 そば・しなのき・栗などから採れる濃色のはちみつには、鉄分が5.0mg/100g 含まれ、淡色はちみつの約6倍以上も豊富です。

ビタミンB群
ビタミンB群は食事で摂り入れた糖質・脂質・タンパク質を効率よくエネルギーに変える代謝を助けます。ビタミンB群の一種、ナイアシンはアルコールの分解を助ける補酵素としての働きや、皮膚の健康を保つ作用があります。

糖質(単純糖)
はちみつの主成分は、果糖とブドウ糖の単糖類です。これ以上分解されない糖質のため、即エネルギーとして使われ、疲れた時や運動前後の栄養補給にぴったり。また、砂糖よりも甘味度が高く、砂糖の大さじ1杯とはちみつの小さじ1杯は同じ甘さを感じることができます。
さらに、カロリーを比べてみると

砂糖は384kcl/100g
はちみつは294kcl/100g
とはちみつのほうが低いので、カロリーを控えているときのデザートや料理にフル活用してみてください。

グルコン酸
有機酸の1つ、グルコン酸はグルコースの酸化生成物です。アミノ酸の中でも唯一ビフィズス菌を増やす作用があり、腸内環境を整えて便秘改善に役立ちます。
また、抗菌作用も強く、湿度が高まってくる6月頃から夏にかけては腐敗防止に調味料として使うのもおすすめ。

はちみつのおいしい食べ方
紅茶やヨーグルト、料理の甘味料として幅広く活用できます。ただし、はちみつは低温では甘みを感じやすいですが、高温では甘みを感じにくくなるため、温かい飲み物にいれる場合は量に注意をしましょう。
また、はちみつを1歳未満の赤ちゃんに与えることは控えること。はちみつにはボツリヌス菌が含まれていることがあり、これにより生後2週間から6か月の赤ちゃんに多い「乳児ボツリヌス症」を発症する可能性があります。

おすすめレシピ
■たっぷりフルーツヨーグルト
果物はビタミンとミネラルの宝庫。特に旬のフルーツは栄養価が優れています。ヨーグルトの乳酸菌、フルーツのビタミン・ミネラルのトリプルのパワーを利用して腸美人を目指しましょう。

■かぼちゃとりんごのヨーグルトサラダ
電子レンジで簡単に作れるサラダです。かぼちゃに含まれるβ-カロテンには抗酸化作用があり、皮膚の健康を維持します。紫外線がきつくなる5月頃から夏の間には、日焼け対策としてしっかり補給しておきたい栄養素です。

 

■バナナとヨーグルトにはちみつをかけて食べるのも最高の食べ方です。

はちみつはデザートや料理の甘味料に使われる他にも、殺菌作用を活かして、肌荒れや傷口の治療にも使われている多才な食材です。 それぞれの花の蜜のフレーバーを楽しんで、お気に入りのはちみつを見つけてみませんか。

 

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