春雨と干しシイタケと豚切り落としで作る簡単おかす。
ご飯にとっても合います。
娘に教えてもらったレシピです。
●干ししいたけの栄養
椎茸(シイタケ)は、日本や中国で代表的なキシメジ科のキノコで、最も身近な食用キノコである。 椎茸は、生のものより干し椎茸の方が栄養価が高く、味も美味しいと言われている。椎茸には、キノコ類特有のレンチナン(β-グルカン)やエリタデニンという成分が含まれている。
レンチナンには、抗腫瘍作用があることで知られ、がんの発生・進行を抑えるリンパ細胞を活性化させる作用や、風邪などのウイルス性の病気に対して抵抗力をつける作用があると言われている。
エリタデニンには、血圧や血中コレステロールを下げる作用により、高血圧・高脂血症・肥満を防ぐ効果がある。
また椎茸には、エルゴステロールという紫外線(太陽光)に当たるとビタミンDに変わる成分が含まれ、干し椎茸のほうがこの成分を多く含む。 ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨や歯を丈夫にし、骨粗しょう症を防ぐ作用がある。さらに椎茸には、食物繊維も豊富に含まれており、腸のぜん動運動を高めて便通を促すほか、高血圧予防、腸内に発生する発がん物質の排泄などの効果も期待できる。
他にも椎茸には、ビタミンB1・B2が野菜類の約2倍多く含まれ、カリウム・亜鉛・鉄などのミネラル成分もバランス良く含まれており、しかも低カロリーである。椎茸は健康に、ダイエットに効果的な食材といえる。
(食の栄養・食材の栄養 医学情報サイトより引用)
●はるさめの健康効果
春雨の原料には2種類あって、そのうちのひとつはジャガイモなどのでん粉からできていて、もうひとつは、緑豆(「りょくず」、または「りょくとう」と読みます)のでん粉から作られています。
なかでも「緑豆」は、夏バテによく効く漢方として、昔から中国では夏になるとお砂糖と混ぜたドリンクを飲んだり、お粥にしたりして、暑さに耐えられるようにしていた習慣があるのです。
ノドを潤す作用と同時に利尿作用もあるので、足などによくむくみを感じる人におすすめです。
ちなみに、モヤシも「緑豆」が原料として使われているものです。
「緑豆」という言葉は聞き慣れていなくても、案外身近なところにあるものなのです。
緑豆でできた春雨は熱を加えても煮崩れしにくく、食感がいいというのが特長なのです。
(健康のための食事レシピあれこれより引用)
<材料 2人分>
はるさめ 40g
豚もも切り落とし 50g
キャベツ 100g
ねぎ 1本
ほししいたけ 2枚
しょうが 1かけ
サラダ油 大匙1/2
醤油 大匙1
スープ 1と1/2 (湯+シイタケの戻し汁1と1/2カップに固形スープの素1/2個をと溶かしたもの)
A(塩少々・酒大匙1・しょうゆ小さじ1・コショウ少々)
片栗粉 大匙1/4
ごま油 小さじ1強
<作り方>
1.豚肉は一口大に切る。
2.キャベツは軸の部分は薄く削ぎ切りにし、葉は1cm幅に切る。シイタケはぬるめの湯で戻して、軸を切り薄切りにする。(もどし汁は捨てないで)しょうがはみじん切りにする。ねぎは5mm厚さの斜め切りにする。
3.はるさめは熱湯で戻して柔らかくなったら水気をきる。
4.フライパンにサラダ油を強火で熱してしょうが、豚肉を炒め肉の色が変わったらキャベツ、ねぎ、干しシイタケを加えてさらに炒める。
5.野菜がしんなりしたら、はるさめを加えて炒め合わせる。
6.醤油を加えてさらに味をなじませる。
7.スープを加えてAで調味し、煮立ったら弱中火にして8分くらい煮る。
8.片栗粉を倍量の水で溶いて回し入れ、少し煮てとろみをつける。ごま油をふって火を止め、器に盛る。
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