豚肉と野菜(白菜・玉ねぎ・ブロッコリー)から出た旨味が
とっても美味しいスープ煮です。
 

白菜の健康効果

白菜の栄養成分はキャベツと似ているが、キャベツに比べて糖質が少なくカロリーが低いので、ダイエット向きの食材とも言える。白菜の主成分は水分だが、色々な栄養素が微量ながらまんべんなく含まれている。
白菜にはビタミンCやミネラルであるカリウム、カルシウム、マグネシウム他にアブラナ科(大根、かぶなど)の辛味成分であるイソチオシアネートなども含まれている。
イソチオシアネートは、消化をよくする作用や、血栓ができるのを防いだり、ガンを予防する作用などが知られている。
これらの栄養成分から白菜の効能としては美肌効果、風邪の予防、便秘の改善、利尿作用、動脈硬化やガンの予防などが挙げられる。
塩を多量に使う漬けものは血圧が上がるとされているが、白菜漬けの場合には、白菜に含まれるカリウムがナトリウム(塩分)を排泄して、塩分を過剰にとるリスクを軽減させている。また白菜を多く用いるキムチは、その効果により健康食品としても人気が高い食品である。
 

たまねぎの健康効果

たまねぎは、ねぎと同じユリ科の仲間である。たまねぎは野菜の中で最も糖質が多く、そのほとんどがエネルギー源として使われ、疲労回復に重要な役割を果たす。
たまねぎには、辛みと刺激の正体である『硫化アリル』という成分が豊富に含まれている。硫化アリルは血液をサラサラにし、動脈硬化の原因となる血栓やコレステロールの代謝を促進、血栓を出来にくくする作用がある。 高血圧、糖尿病、脳血栓、脳梗塞などの生活習慣病(成人病)の予防に効果的だ。
さらに硫化アリルには、ビタミンB1と結合してアリチアミンとなることで体内にビタミンB1を長く留め、ビタミンB1の吸収を促進する働きがある。 ビタミンB1が不足すると、食欲不振、イライラ、不眠、精力減退、疲労などの症状が起きやすくなる。たまねぎを、肉の中でもビタミンB1が多い豚肉と一緒に調理すれば、高い疲労回復効果が期待できる。
たまねぎは、コレステロール値を抑える成分を多く含んでおり、肉食の多い現代の食生活に、たまねぎは重要な野菜といえる。
 

ブロッコリーの健康効果

ブロッコリーは大変栄養的に優れた野菜である。
ブロッコリーにはガン予防・風邪予防に欠かせない、美容にも効果的なビタミンCがレモンの約2倍含まれている。 さらにブロッコリーにはカロチン(ビタミンA)、ビタミンB郡、リン、カリウム、食物繊維などもたっぷり含んでおり、皮膚や粘膜の抵抗力を強める、血糖値を正常に保つ、便秘の改善などの効果が期待できる。
またブロッコリーには、ビタミンの一種である葉酸が他の食材に比べ非常に多い。葉酸は、細胞が分裂して新しく増殖する時や赤血球が増殖する時に必要不可欠なビタミンで、貧血予防、動脈硬化の予防効果がある。
ブロッコリーは、花蕾(からい)というつぼみの集まった部分が好まれるが、茎や葉の部分にも栄養がたくさん含まれているので、捨てずにぜひ食べたいものである。
ブロッコリーの料理法は、さっとゆでてドレッシングやマヨネーズをかけて食べるのが、いちばん手軽である。 ブロッコリーを長くゆでるとせっかくのビタミンCがこわれてしまうので、多少歯ごたえがあるくらいに、かためにゆでると良い。
 
(食の栄養・食材の栄養 医学情報サイトより引用)
 
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<材料 4人分>
 
豚切り落とし 250g
白菜 400g
玉ねぎ 1個
ブロッコリー 1株
【下味】 
  酒 大匙2
  塩 小さじ1
【スープ】
  水 2カップ
  洋風チキンスープの素(固形) 1個
  酒 大匙4
  コショウ 少々
仕上げ用に粗引き黒コショウ 少々
 
<作り方>
 
1.豚肉に下味の材料を絡める。白菜は縦半分に切ってから2cm幅に切る。玉ねぎ半分に切って、縦に1cmに切る。ブロッコリーは小房に分ける。大きいものは2~4等分する。
 
2.フライパンに白菜を入れ、豚肉、玉ねぎをのせる。スープの材料を加えて中火にかける。煮立ったら弱火にして、蓋をして8分ほど煮る。
 
3.蓋を取り、ブロッコリーを混ぜる。再び蓋をして中火で3分ほど煮る。
野菜がしんなりしたら器に盛り粗引き黒コショウをふる。
 
※ スープも残さず食べてくださいね。スープがとっても美味しいんです。(^.^)
 
 
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