蓮根(れんこん)の健康効果

泥の中で育つ蓮根(れんこん)は、地下茎の変形したもので根ではない。蓮根はビタミンCが豊富で、みかんの1.2倍に相当する量が含まれている。ビタミンCは本来熱に弱いとされているが、蓮根はデンプン質主体のため加熱しても分解されにくい。 ビタミンCは、風邪を予防し、肌・皮膚の老化を防ぎ美容に役立つ栄養素である。
また蓮根は、ヌルヌルと糸を引くような粘り気があるが、これは納豆と同じ成分で糖タンパク質のムチンによるものだ。ムチンには、荒れた胃を整える健胃効果や、滋養強壮効果がある。
また、蓮根を切ったままにすると、アクが出て黒くなってくる。これは緑茶にも含まれるタンニンのためで、タンニンには消炎止血作用があり、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、血便、鼻血などに効果的である。
さらに蓮根には食物繊維も豊富で、腸のぜん動運動を高めて便通を促すほか、高血圧予防、腸内に発生する発がん物質の排泄などの効果も期待できる。

さやいんげんの健康効果

さやいんげんは、1年に3度収穫ができ、関東では三度豆とも呼ばれている。さやいんげんの豆の部分に含まれているたんぱく質には、必須アミノ酸であるリジンやアスパラギン酸が多く含まれ、疲労回復効果や、体の組織の修復を促し、肌や皮膚を整える働きがある。
また、さやいんげんに豊富に含まれる栄養素として、生体膜を守り、がん細胞の増殖を抑制すると言われるβ(ベータ)-カロチン、細胞の結合を強化するコラーゲン生成を助ける美容作用や、免疫を強化し風邪を予防する働きがあるビタミンC、便通を促し、コレステロールを低下する作用がある食物繊維などが挙げられる。
他にもさやいんげんには、疲労を回復する作用があるビタミンB1、動脈硬化や血栓を防止するビタミンB2などのビタミン群、貧血予防に役立つ鉄分、高血圧を防ぎ、むくみを解消する効果があるカリウムなどのミネラル成分もバランス良く含まれている。
 
(食の栄養・食材の栄養 医学情報サイトより引用)
 
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<材料 4人分>
 
豚薄切り肉 100g
れんこん 200g
さやいんげん 160g
セロリの茎 1本分
赤唐辛子の輪切り 1本分
酢 サラダ油 醤油 酒 みりん 砂糖
 
<作り方>
 
1.豚肉は幅1cmに切る。レンコンは皮をむいて厚さ5mmの半月切りにし、薄い酢水(水3カップに対して酢小さじ1)に5分ほどさらして水気を拭く。いんげんはヘタを取り、長さを半分に切る。セロリは筋を取り、長さ4cm、厚さ5mmの薄切りにする。
 
2.フライパンにサラダ油大匙1を熱し豚肉を入れて炒める。色が変わったら①の野菜、赤唐辛子をいれて炒める。醤油大匙3、酒、みりん各大匙2、砂糖小さじ2、水大匙4を加え、煮立ったら蓋をして、弱火で5分煮る。蓋を取り、さらに強火で汁けがほとんど無くなるまで煮る。
 
 
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