すでにご存知の方も多いかも知れない。
私は、麦を飼いだしてから知った。
今でもこの方のコラムを毎週読んでいる。
穴澤賢さんという方が以前飼っていた
大きな黒い犬。富士丸。
文才があることはもちろん
その写真もまたたまらなく可愛い。
以前から読みたいと思っていた本を古本屋さんで購入。
時間があったら読もう。
と思っていたのに、昨晩手に取ったら2冊続けて読んでしまった。
おかげで寝不足。
だけど‥
途中でもう本を読む自分を止められないことがわかっていたので時間は気にせずに読み進めた。
1冊目は
ひとりと1匹。
おっΣ(゚д゚ノ;)ノ
私と同じ感じ。
2冊目に入った直後
泣いちゃって止められない。
帯になっている柴田理恵さんが大げさなわけじゃない。
何と言っても、書き出しからいきなり富士丸が亡くなるのだ。
一人暮らしで富士丸と過ごす日々。
不安。
葛藤。
愛情。
共感できることだらけすぎて、自分のことなのかと思ってしまう。
そして、亡くなってからの壊れっぷりはハンパない。
だけど、めちゃくちゃ気持ち分かる。
あまりにありのままさらけ出していて驚く。
だけど‥分かる。
麦が死んだら自分もこうなるのか?というぼんやりとしたイメージ。
本当は麦が死ぬことなんて少しも想像できていないんだろう、と気づく。
とにかく、読んで良かった。
動物ネタの本やエッセイ、マンガなどは大好きで集めているけど、この本はずっと近くに置いておこう、と思った。