トイレトレーニングが進んで、パンツ生活になっていますが、それでも時々失敗することもあるメソちゃん。
この日は本当に大変で、ショッピングモールで「おしっこする」と言われ、抱っこしてトイレに駆け込んで、さあ脱がすぞ、というタイミングで
「漏らした」
と。慌てて抱えあげ、厚めのトレーニングパンツと、ズボンがGUのサルエルパンツだったため床を汚さずにすみましたが、拭いたり着替えたりとグッタリしました。
そのあとは、帰宅しようとショッピングモールを駐車場を出た途端に「おしっこ」と言われて、また戻り、トイレを探して駆け込みを5度繰り返しましたがその後は一度も出ず、「嘘を言わないで!」とお尻をペシッと叩き、帰宅。
「本当にしたい時に言ってよ!お母さん、大変だから!」
と帰宅してからも怒りました。
怒りたくないのに怒ってしまう自分が情けなかったし、またこんなふうに上手く行かなかったら出かける時にはオムツにしないといけないかという不満で頭の中がグルグルしていたとき、メソちゃんがニヘッと作り笑いをして、
「◯◯ちゃん、悪い子ちゃんだったね」
と、わたしの気持ちに擦り寄るような、反省しているから許してね、といった雰囲気で言ってきました。
胸がいっぱいになって、2歳児に愛想笑いをさせてしまった申し訳なさと、いじらしさに涙が出ました。
「悪い子ちゃんだったけど、いいんだよ。怒ってごめんね」
と、ぎゅっとしたら、メソちゃんもぎゅっとしがみついてきて、メソちゃんも漏らした自分にショックだったのかも、とやっと思い至りました。
トイレトレーニングって、わたしの忍耐力のトレーニングでもあるんだな、と反省。
それからは家で失敗しても、「ごめんなさい、は言ってね」と促すものの、怒らずに黙々と片付けるようになりました。
よいお母さんになる修行はまだまだ続きます。自分にガッカリすることも多いけど、がんばろーっと。