意味深なタイトルでゴメンなさい。
私たちのことだと思いましたよね??(汗)
じつは昔、あるバラエティ番組で、クルム伊達公子さんが話してた離婚理由をなぜか急に思い出して。
それは
夫婦で洋画のDVDを見てた時
ドイツ人のご主人は英語でセリフを聴いてて
伊達さんは字幕のセリフを読んでて
ご主人に、なんか質問したら
「今聴いてるからちょっと黙ってて」
って言われたから。
司会者は「ええ~!そんなことで??」って笑い取りにいってたけど、国際結婚妻は、「あ~なんかわかる~!」って思った人も多かったんじゃないかな~。
こぼれちゃったんじゃないかな。
その瞬間に。
15年分、たまった水が。
ポタリポタリと、少しずつたまってていたグラスの水がいっぱいになってて
表面張力が壊れて、水がうわーーってあふれたんじゃないかな。
国際結婚って、言葉の問題だけじゃなくて、異文化や考え方、習慣や国民性の違いでの価値観の違いの消化できないモヤモヤとか、伝えられない微妙なニュアンスとか、あちらでの孤立感とか、「わかるわかる!」みたいな共感がないストレスとか、手続きや生活に関することをすべて母国側がやらなきゃいけない面倒さとかが層となって蓄積して、グラスに水がたまってって・・・。
しかも、クルム伊達さん夫婦は本格的な不妊治療も長期間されてたから猶更、心の深い部分をえぐって、さらけ出して話し合う必要があって、愛が深まる場合もあれば、その逆だってもちろんあるだろうし。
何かが終わるときって、そんな些細なきっかけなんだろう。
↑人間だもの(むぎを)
先日、同年代の友人男性と、昭和あるあるネタで大笑いしたとき、こういう風に同いトシの日本人と普通に結婚してたらラクだったかもなあ~とふと思ってしまった。
「あの頃のあれ」って話ができて、「ばばあー」って言われても「おまえだってじじいじゃんか!」ってバーンって背中叩いて返せる。
テレビ見て、お茶漬け食べながら
「ねー!赤井英和の息子がボクサーデビューだってよ!」
「へ~!遺伝だね~!」
みたいな会話を夫婦でしたいけど、しょうがないよ。
オットは年下ドイツ人なんだもん。
もちろん、夫ホップだって、ドイツあるあるみたいな話をしたいだろうけど、私は年上日本人だし。
向こうもそうだろうけど、言語能力の問題で「一から説明するのもめんどくさいし」とか、文化の違いで「どうせ言ってもわかんないだろうな」と、最初から話すのをあきらめる話題も多いし。
お互いのコップに、実は水が溜まってて、あふれる瞬間が来るのは今日かもしれない。
そんな緊張感を忘れないように生活してる。
年の差国際結婚って…いや、結婚生活そのものが、そんな薄氷の上を歩いているようなものかもしれない。
幸せな日々を当たり前と思わないように感謝して過ごさなきゃね。
・・・え?いつもと違う??
いや、たまには真面目な話をと思って。
【今日のにゃんこ】
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