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アラフォーパッカー誕生!


 

 

「ヨシ。今のうちに行こう!」
ついに40歳になった2003年11月、世界一周を決めた。

小さい頃、私にはじめての旅心がついたのは朝のテレビ番組「おはよう700」だ。ナツカシイ?

ケンケンこと見城美枝子の世界各国からのレポート。

(テーマソングが「ビューティフルサンデー」や「カントリーロード」だった。)あと「素晴らしい世界旅行」とか。 中学生頃は「なるほど!ザワールド」か。今なら「世界ふしぎ発見」?

 


「いつか大人になったらこんなところに行きたいなあ。」と思っていた。
「死ぬまでにはいくぞ」と思っていた。

 


が、ふと考えてみるとその「死ぬまで」というのはそう遠い未来ではない。
私は40になり、人生の半分を生きてしまった。

 


このまま、生活に追われ流されていたら、あっという間に遠出の出来ない体になるだろう。
気力だってなくなるだろう。

それが60歳くらいが限界として、あと20年しかない。
そう、今の自分がギリギリ夢を実現できる最後のチャンスの年齢のような気がしてきたのだ。

「外国へ長期間行く」
 

これが夢ではあったが、迷ったのは

 

どこか一か所に数年いるか(留学?)
いろんな国へ数年かけていくか。

 

 

うーん、どっちにしよう。これは迷った。

が、どこか一か所にと行っても実はそれほど好きな国があるわけではないし、

留学といってもそこまでして勉強したいものもなかった(←どんだけ怠惰)。

 

だったらいろいろ見てみよう!

後者にしよう!
あそこも行きたかった、あれも見たかった、あれに触りたかった、あれと一緒に写真撮りたかった。
すべてかなえてこよう。

 


そういうわけで「世界一周」を決めたのである。実に安易。


ていうかですね~。自分。

 

 

なぜ「死ぬまでにはいくぞ」じゃなくて、「若いうちにいくぞ!」と考えなかったのだろう。

 

 

 

そう考えていれば、人生のコマの進め方が違っていたような気がするのだが。

 


行ったから何が変わるかというと、変わらないと思う。

帰ってきて何が出来るかというと、何も出来ないと思う。

ただ「行きたいから、やっぱり行っておく」。

それだけのことである。

自己満足ってわけだ。
まあ、幸いにも(不幸にも?)未婚で身軽だしね。

 

旅の予算と工面

 

ほんとに40にもなって100万の貯金もないなんて情けない限りだ。

月2万貯金すれば4、5年で貯まる。
いかに私が普通に生きてこなかったかがわかる。

 

 

しかし、月20万以下の給料で、東京一人暮らし。

決心してからは、無駄な出費を抑え、なるたけ貯金にまわしたが、それでも月5万くらいしかためられない。
ダラダラかけていた生命保険もひとつ解約し、なんとかお金をかき集め、150万円を用意できた。
最後の半年の派遣は本当にイヤでイヤでたまらなかったが、とにかく金のため!とガマンした。

 

 


 

 

旅の予算はほんと「だいたい」。
まず、各国の物価を調べて、大体の生活費を出す。
先進国3か月は1日4000円(宿代・食費込み)として計36万円。

ヨーロッパは、移動の際、夜行バスをなるたけ利用して宿代を浮かす。
中米、南米、中近東、アジアなど物価の安い国は1日1500円とみて、残り9ヶ月で計40万円。
プラス細かい移動費などプラスしてトータル100万としてみた。
プラス、カード等の引き落とし用1年分で50万円。ってかんじ。
すんごいザル。なんとかなるかなあ。

 


泊まりは安宿やユースホステルになる(若者じゃなくても泊まれるんだって)。だいたい、ドミトリー(大部屋)になると思うが、ときどきはゆっくりシングルに泊まりたい。

物価の安いところでは、たまにホテルに泊まるつもり。

特に私みたいなヒキコモラーには一日中誰にも会わないでダラダラする日が絶対にほしいのだ。

 

そうそう。今回加入したユースホステルの会員証を見て欲しい。

 

 


 

シニアだって~!

気がつかなかった。

がび~ん(←こんなこと言うからシニアなのか)。
 

旅のルート

 

大陸、大都市の大きな移動は世界1周チケットを選択。
「世界一周堂」さん参照)

 

 

エコノミーで5大陸40万円の「ワンワールドエクスプローラー」。

唯一、南米サンチアゴからイースター島(←私の旅の最大の目的地)往復が含まれているのでこれを選択。
サンチアゴからイースター島往復航空券でも約10万円だし、もともと南米はチケットが高いし、普通オーストラリア往復でも15万円くらいかかるので、トータルでかーなりオトクだ。

20回以内なら路線があればどこでも乗ったり降りたりできるし。

 

 

 

【ココがイイ!】
(例)入国地と出国地が違っててOK!

 

 

途中でルートを変えて、現地でとばす(捨てる)こともできる。
しかも全部、正規のオープンチケット(搭乗日を決めなくていい)!
 

1フライト当たり何と約30,000円!

 

チケット現地調達ってのも考えたが、やはり先に大きな移動費を支払い済みっていうのは安心かも。

持参するお金はすべて生活費に使えるから。
ただし、ワンワールドは期限が決まっていて1年。
まあ、それもケジメができていいかな。

(旅後追記★結局2年近くかかったので、ドバイで期限切れ。残り捨てました。)

 


先に大体のルートを決めて提出しなければならないので悩んだが、

絶対いきたいとこを抑えながらヒトフデ書きしてみた。

(アフリカは特に興味がないのでスキップ)

利用航空会社はほとんどがアジアマイルと提携しているので、

マイレージいっぱい貯~めよっと!

帰国後の帰省費でるかな?

 

 

(予定は未定)ルートは、成田→シドニーin メルボルンout → ロスin シカゴout → メキシコシティin (陸路移動)ブエノスアイレスout → ロンドンin (陸路移動)香港out →成田着。これまたすんごいザル。

 

 

なんでこの順番かというと、西回りだといきなりディープなアジアからだし、そのあと、物価高のヨーロッパに行くのはつらそうだな~、って感じだったから。
また、ほとんどの若い旅人が韓国や中国に安く渡ってから陸路っていうルートなので、会わないように逆を行ってみようと思って(笑)。

 

 

ていうか、先に英語圏にしておいて、旅慣らしをして、スペイン語圏はまとめて行くってカンジかな~。
自分の中のメインであるイースター島が終わったら思い残すことはないのでヨーロッパ以降何があっても「ま、いいか」ってことで、東周りを選択しました。

 

ほ、ほんとに行くからね!

 

出発前に、ひとまず1週間ほど実家へ戻って親に会っておいた。
最悪、もう2度と戻れないかもしれないから。

なにかあった場合の連絡リストは弟に渡しておいた。

そして、母には何も言わないでずっと東京にいることにした。

お正月は海外旅行に行くから帰れない、と伝えてもらって弟たちにも口止め。
母は体調が悪いので、あれ以上、心配かけて、何かあったら大変である。

 

ともかく内緒にしたことで、無事に帰るのが使命となった。
 

 

世間では、もう同級生の子供が高校に入ろうとしている中、

今だこんな娘でごめんなさい。

昔、母に「ほんとにあんたは私の中から出て来たんやろうか。」と言われたことがある。
ほんと親不孝してるよね。すいません。

先に自分孝行してしまいます、私。

 

 

もう来週には日本にいないのかあ~。
マリッジブルーもこんなカンジかもしれないけど、出発日が近づくとホントに行けるのかとか、行ってどうするのかとか、♪神戸~泣いてどうなるのかとか時折不安になる私。

 

注意 忘備録でもある当ブログは「読み物」としてお楽しみください。 ブログ内の、安宿情報やビザ情報、国境越え情報は昔のものです。現在は渡航できない国もあります。旅の最新情報は、現役の旅人さんのブログを参考にしてください。

 

 

 

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