▼自己紹介はこちら
20代のうちに、2~3年つきあって、
「そろそろだね」ってプロポーズされて「うん」と言い、
2~3年後に、1~2人の子供を産んで、
ふつーのお母さんになる定番コース。
この定番コースを大きく外れてしまい、
トラック外に出たまま走り続けて十数年。
買い物でも、「必要でも気に入ったものがないときは買わない」性格なので、
結婚も「この人と一生一緒にいたいと思える人と出会えないなら、
このまま独身でもいい」と思ってた。
ていうか、そんな気持ちが自分には欠落してるのかもと思ってた。
そんなときに、ホップと出会った。
一生一緒に生きていく証として、結婚してほしいと思った。
今までの彼氏にこんな感情は抱いたことがない。
でも、私からは、年だからがっついてるって、思われたくないので言えない。
愛してくれてるのもよくわかってるし、大事に考えてもらってるのも分かるんだけどね。
ホップは将来のことをどう考えてるんだろう。
その風景の中に私はいるのだろうか。
ずっと実は不安だったのである。
…しかし、血統書つきの負け犬だった私にこんなときが来るとはね~。
♪人生~ラクリマク~リスティ~イ
(水戸黄門「人生楽ありゃ苦もあるさ~」の節で)
のボギャブラが好きでした。
いや、人生はおもしろいよ、ほんと。
次の角を曲がるまで、何が起こるか分からないよ?みなさんも!
一部コメントでも心配されたのだが、彼が無職なこと。
これはビザの問題だけで、働く気が無いわけではないのでまったく問題はない。
↑
バイトのドイツ語講師に初出勤の時のホップ。緊張の後ろ姿にキュン♪
でも、あまり楽な暮らしは出来ないだろうなあというのが正直なところ。
もちろん友達みたいに結婚して仕事やめて、
専業主婦になってダンナの金で暮らしたい!って正直思っていた。
しかし、たかが金のことくらいで別れるにはもったいない出会いなのだ。
年齢差や病気なんかじゃなく、金なんて解決できる問題だ。
だって私が稼げばいいだけの話なのだから。
ぶっちゃけ言えば
「私が食わせてやるわよ!」
てなもんだ。
それだけ、もうこれほどの物好き…
いや、(自分にとって)素敵な男には今後出会えない自信があるのだ。
私の今の野望は「好きな人と結婚したい」だけなのだ。
ただ、逆プロポーズ後、一番大事な確認をした。
(どちらかというと、こっちのほうが核心なのだが)
「しかし、年齢的に子供を持つのは難しい。
もし、あなたが子供がいる普通の家庭を持ちたいのなら、
他の女性を選ぶことを私は止めない。
その場合、私たちは年末で別れる事になる。」
判決を聞く気分だった。
(ちゅーか別に悪いことしたわけじゃないが)
ホップが問題にしていない以上、年齢差は乗り越えた。
だが、子供に関しては、年齢的にも難しいだろうし、
染色体や母体の危険もあるし、何よりホップが言ってくれた一言。
「ムギと一緒に生きていきたいからプロポーズした。
子供が欲しいからじゃない。
できればいいし、できなければそれでもいい。」
望んでいた答えだった。
こう言ってくれてほんとに嬉しかった。
数年後に気持ちが変わったとしても責めるつもりはない。
二人とも超×100の猫派なんで
子供のかわりに猫を飼うことにします。
とにかく私と一緒に生きていく決心をしてくれたホップの気持ちを尊重しようと思う。
今はただ、「結婚」という、ずっとそばにいる約束をしてくれ
一緒にご飯を作って「おいしいね」って食べて
今日あった面白いことを報告して
トラブルがあったら二人で話し合って
面白いテレビやDVDを見て二人で大笑いして
頭をなでてもらいながら眠って・・・。
とにかく私の今までの孤独な人生とは決別し、
これからはずっと心から信頼できる男性と、一緒に人生を歩いていける。
…それだけで十分です。
もしかしたら、この生き方自体が神から、
「わたし用」に与えられたものだったのかもしれない。
ご両親が出会って、ホップが産まれて、いくつか失恋をして、
30才になって、日本に興味を持ってフリーの状態で来日して、
埼玉のゲストハウスに来るのを、私の運命は待っていたのだ。
彼でよかった。
ほんとにほんとに、彼でよかった。
今まで独身でいたのは、彼に会うためだったのか!そうか!
今までのカレ達!
結婚してくれなくてアリガトウ!(笑)
最後に
「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」
by誰かの名言
※長年続けた昔のアメブロ(mugitabi)を誤って削除してしまい、
こちらに引っ越してきました。この記事は、旧ブログからの移行記事です。
コメントも一部保存できていましたので転記させて頂きました(URLは削除しています)。