君のママに10年振りに連絡したよ…携帯電話を無くして、全てのデータを失って、やっと番号を見つけたんだ…。君からママに連絡をするように言われてから、必死で探したんだ…やっと…昨日連絡が出来た。
ママは私にいろいろ謝っていたよ…まずは君のこと、そして今までのこと、それからあの頃のこと…、私はただただ、感謝をしておいた。
悪いのは私なのだからね…。
君から言われた通り、ママの許可は貰っておいた…。
君の誕生日…約束通り、君と逢うこと、勿論君が逢ってくれればの話しだけれど。
それから、私はともかく、君のことを片時も忘れることなくただただ愛し続け、案じ続けて、私やママの身勝手のせいで引き離され、もう75歳を過ぎたじじとババにだけは君に連絡をさせてやって欲しいこと…。
私のことは決して許す必要などない…でもね、心の整理はつく筈もないだろうけれど、遠くないいつか、必ず、じじとババにだけは、なんの遠慮もなしに明るく、連絡をしてやって欲しいんだ…。
君のことだけが生きがいだった二人に、せめて連絡だけでもとりあえるようにしてあげて欲しい。
慌てさせる気はない。ゆっくりでいいから考えてやって欲しいんだ、残された時間はそ う長くはないかもしれないけれど、遠くないいつか、連絡をしてやって欲しい…。
相変わらず君は友達に囲まれて必死に明るく生きているようだ…無理し過ぎないように、くれぐれも体に気をつけて、歩いて行きなさい。
18歳になったんだね…
誕生日…おめでとう。
あの日と同じ…
今日は木漏れ日の桜が眩しいほど…綺麗だ。
私は大学の用を済ませて、新幹線の中で君への手紙をしたためている。
友達に囲まれて、笑っている君に、たくさん、たくさん幸せが訪れてくれるように…。
人生は悲しく、苦しい事ばかりだ。
それを必死に耐え忍ぶ姿にこそ、人の生の価値があるのだと、私は思う。
逃げずに、正面から向き合い、必死に乗り越えようとする事が生きる事だと…。
最愛なる君よ、からだに気をつけて、思い切り、君自身の未来へ、羽ばたいてゆけ…。
誕生日…おめでとう。
あの日と同じ…
今日は木漏れ日の桜が眩しいほど…綺麗だ。
私は大学の用を済ませて、新幹線の中で君への手紙をしたためている。
友達に囲まれて、笑っている君に、たくさん、たくさん幸せが訪れてくれるように…。
人生は悲しく、苦しい事ばかりだ。
それを必死に耐え忍ぶ姿にこそ、人の生の価値があるのだと、私は思う。
逃げずに、正面から向き合い、必死に乗り越えようとする事が生きる事だと…。
最愛なる君よ、からだに気をつけて、思い切り、君自身の未来へ、羽ばたいてゆけ…。
君の二十歳の誕生日に、
私はたった一度だけ、君と逢うことを許されている・・・。
2014年4月9日・・・
その時、私はもうこの世にいないかもしれない・・・
その時のために・・・
君への想いを、ここに記しておく。
君を捨てた愚かな者の、真実を・・・。
君はずっと、私の宝物だ・・・。
出来れば、君とずっと一緒にいたかった。
君の笑顔を、ずっと傍で見ていたかった。
君は私の全てだから。
