命日は2009年11月14日。
もう五年も経ってしまうのかと…


なつめさんのお姉様の内藤さんが、なつめさんが幼少期から住んでいらした中野の元ご実家を追想展用に改装もして解放してくださり、お姉様みずからが展示物についてなど縁(ゆかり)のお話をして下さるという、とてもとても貴重な贅沢な空間。
大浦みずきさん 個人事務所のFacebookで現在の展示などについての情報が見られます。
大浦みずきさんの個人事務所 Facebook
開催は毎週木金土の12時から18時。
予約は要りません。
今年の11月8日まで限定。
大浦みずきさんという不世出の偉大なトップスターを懐かしむ素敵な時間を過ごせます。
西武新宿線 鷺ノ宮駅から徒歩10分ほど、昭和30年頃に建てられた、当時としてはモダンなメゾネット形式の住宅が、なつめさんの元のご実家。
(周りは緑がいっぱいで落ち着いた住宅街なので、大勢で押し掛けたり外でザワザワと空気を壊すような事は無いようにしたほうがいいなと。)
入り口には…


中は撮影禁止です。
インターホンを押して来訪をお知らせし、どうぞー


入ってすぐのお部屋は天井まで届く本棚に、なつめさんや父上の阪田寛夫先生の著書や、宝塚や外部のご出演作品の台本や‘歌劇’‘宝塚グラフ’などのなつめさんが表紙の雑誌がずらり。
歌劇、グラフ、おとめ、ステージアルバムなどは私も同じのを持っているんだけど、改めて並んでいるのを見ると懐かしくて…
棚には他に、昔、ファンの方が作られた公演衣装レプリカを身に付けたお人形たちもズラリ。
アルヴィーゼ(ヴェネチアの紋章)、ジタン・デ・ジタン、ジュテームの凧揚げの少年、フェルゼン、黒燕尾服などなど…
入った瞬間から魅せられた


落ち着いた所で改めてなつめさんのお姉様の内藤さんと、追想展スタッフの方にご挨拶して、贅沢な事に一階はお姉様から直々に、二階はスタッフの方から展示物に纏わることなど、さらに深く楽しいお話を伺えました。
入った時に聴こえたロマノフの宝石の曲は、大きなモニターでエンドレスで流れている、なつめさんのトップ時代の写真のスライドショーのBGMとして…。
ペイ(高汐巴)さん~なつめさんのトップ時代は私は熱いルコ(朝香じゅん)ファンであったのでムラも東京も地方公演(今の全国ツアー)なども通っていたので、どの写真もときめいて、懐かしくて、お姉様たちや友人と当時の花組最高


なつめさんと同期のソルーナ(磯野千尋)さんの舞台袖でのお茶目なショットとかお宝


見応えあるので二回続けて堪能

展示物も、ときめいてばかり

舞台で使われたアクセサリー、楽譜(自筆の端正な文字で書き込みあり)、音楽学校時代の成績表(予科の。三学期には一番になられたという素晴らしい成績)、校章、愛用のサングラス、などなど。
なつめさんが受賞された、宝塚や外部の数々の賞の盾やトロフィーも。
阪急のパンジー賞や菊田一夫演劇賞、読売演劇大賞のなど、滅多に見られないので興味津々と。
奥の部屋には、かなり前に某公演で実際に使用された、今は大浦二世と呼ばれているマネキンが…
なつめさんご自身の頭部を石膏で型取りしたリアルなヘッドがついているので、なつめさんが立っていらっしゃるような気分少しなれるかもしれないなと。
マネキンには、お気に入りのお稽古着を着せてあり、そのTシャツの柄がムーミンに出てくるミーなのが可愛らしいの。
それにゆったりしたストレッチ素材のダンス用のパンツを。
なつめさんやルコさんがいらした頃の花組男役の稽古着の定番スタイルってこうだったよね、と懐かしくて。
それに首にスポーツタオルか手ぬぐいを巻いたら完璧


このお部屋にあるモニターでは、赤ちゃんの頃から音楽学校時代までのスライドショーが。
髪の色が淡くて色白な、バレエ大好きでお転婆なつめちゃん、可愛い

なんと、お家の屋根に上がったりされてるのです。
幼馴染みである阿川佐和子さんとはこの幼児期に知り合われたのね、などと思いながら、お姉様のお話が楽しく嬉しく。
このお部屋には少女時代のバレエの衣装やご愛用の花水木柄の絽のお着物が飾ってあり、それも素敵で。
大浦二世のそばにはヤン(安寿ミラ)ちゃんからの大きな胡蝶蘭の鉢が飾ってありました。
長くなったので、二階部分などについては‘2’にまとめます

Android携帯からの投稿