
久々の天王洲・銀河劇場
やや小さいけど、綺麗で観やすくてこの劇場は好き


バウ初演で大好評だった作品が、待ってましたの東上…初めから決まっていたのではなく、好評をうけて、晴れて東上って素晴らしい


たまきち&出演者の皆様、おめでとう!
(こういう形での東上って少ないよね?宝塚は年間のスケジュールぎっしり!だから中々ね)
私は宝塚の飛鳥時代などの時代物が大好きで、それが悲恋ものときたら何がなんでも観たくて、とりあえず2回分のチケットおさえた。
うん、2回にして良かった。
(「あかねさす紫の花」「たまゆらの記」とか大好き。悲劇の皇子にもひかれる)
主な配役 出演者
木梨軽皇子(きなしかるのみこ)
【允恭天皇の第一皇子】 珠城 りょう
衣通姫(そとおりひめ)
【皇子たちの「妹」】 咲妃 みゆ
穴穂皇子(あなほのみこ)
【允恭天皇の第三皇子】 鳳月 杏
*~*~*
身狭村主 青(むさのすぐり あお)
【王家の参謀を務める渡来人】 夏美 よう
蜻蛉(あきつ)
【衣通姫の侍女】 夏月 都
大中津姫(おおなかつひめ)
【允恭天皇の妃】 琴音 和葉
麻忍(まぬ)
【王家の内政を司る老婆】
キラン
【ルクの母親】 白雪 さち花
ヤシュ
【伊予の蜘蛛族の戦士】 貴千 碧
物部大前宿禰(もののべのおおまえのすくね)
【王家の武官】 有瀬 そう
ガウリ
【伊予の蜘蛛族を束ねる女戦士】
鬼灯(ほおずき)
【大中津姫の侍女】 咲希 あかね
アミル
【伊予の蜘蛛族の若者】
木梨軽皇子(少年) 千海 華蘭
物部小前宿禰(もののべのこまえのすくね)
【王家の武官】 貴澄 隼人
ポポ
【伊予の蜘蛛族の若者】 星輝 つばさ
境之黒日子皇子(さかいのくろひこのみこ)
【允恭天皇の第二皇子】 星那 由貴
橘大郎女(たちばなのおおいらつめ)
【允恭天皇の第三皇女】 都月 みあ
ルク
【伊予の蜘蛛族の若者】 隼海 惺
八瓜之白日子皇子(やつりのしろひこのみこ)
【允恭天皇の第四皇子】 煌海 ルイセ
パロ
【伊予の蜘蛛族の孤児】
撫子(なでしこ)
【王家の侍女】 晴音 アキ
博徳(はかとこ)
【史部を束ねる渡来人】 輝月 ゆうま
大長谷皇子(おおはつせのみこ)
【允恭天皇の第五皇子】 朝美 絢
小手毬(こでまり)
【王家の侍女】
穴穂皇子(少年) 楓 ゆき
皐(さつき)
【王家の侍女】 早桃 さつき
星比古(ほしひこ)
【舟漕ぎ童】 夢奈 瑠音
女鹿(めじか)
【王家の神事を司る少女】 叶羽 時
ザンド
【伊予の蜘蛛族の若者】 蓮 つかさ
酒見郎女(さかみのいらつめ)
【允恭天皇の第四皇女】 海乃 美月
月組

かつて言われていた‘芝居の月組’が復活してきた気がする。
古事記や日本書紀の日本神話は、学校ではサラサラあっさりと触れただけで残念ながらきちんと習ってない(昔はちゃんと小学校から習ったのですってね。日本人の心得として今もやれば良いのに…)のでよくは知らず…でも興味あるので一度は読んでみたいなと。
物語の初めのナレーションで悲劇の顛末はあらかじめ語られてしまうので、どうしてそうなったのか、ならざるを得なかったのか…という事を追っていくかんじ。
渡来人(はっちさん演ずる青)により国の根幹たる正統なる天皇となるべき東宮(この場合、木梨軽皇子)が陥れられ、悲劇の真っ只中へ…
国の中枢に渡来人なんか置いちゃダメなんだって

今の日本だって、帰化人だらけ(これ、本当。3代以上前から日本人だったとは言えない輩がゴロゴロというオソロシさなのっ)の民●党政権や社◯党政権の時にロクな事が無かったわよね。
今だって中韓のおおっぴら&水面下での侵攻(ジャパンディスカウント)に痛め付けられてる状態

陥れられ流された伊予の地で、冷酷な暴君

物語は明日香の都や伊予の国(四国)が舞台だけど、大和の民ではないというだけで迫害される‘土蜘蛛’って 東の蝦夷とかの事も含むのかな。
滅びゆく者の健気さ

咲妃みゆのたおやかな美しさ


木梨(穴穂も)と衣通は兄妹といっても全く血は繋がらないのだから、相思相愛の二人が現世で結ばれなかったのは残念…
冷酷なだけではない穴穂のちなつも上手いわー。
はっちさんと並んでも気迫負け全くしてない博徳のゆうま君も、出来る子だとわかってはいるけど本当に素晴らしい。彼の歌が聴きたかったけど、まぁそれは他の作品で…
木梨が息絶える寸前に、穴穂に子ども時代に教えた‘泣き止むおまじない’をしてあげようとしたとことか、もう涙がダーダー


(客席でかなりな人が泣いていたとは思うが、泣くのは良いけど、延々と鼻をすすり上げてまでは止めてよ…迷惑です本当にっ

ラストシーンの穴穂が博徳に語ったとこも泣ける…
勇壮なプロローグがあったので、さらにフィナーレナンバーもあるともっと嬉しかったけど、芝居の感動をもったままカーテンコールもいいかな。
今年の宝塚歌劇の‘観劇おさめ’が素晴らしい作品で良かった


最近の宝塚で佳作は小さいハコのほうが観られる確率高いかも。
銀河劇場は名バーテンの‘もんちー’(可愛いお猿のヌイグルミ)に会えるのと、公演オリジナルカクテルが充実してる。
今回は体調がイマイチ





美味しかったーー


また銀河で宝塚の作品を観たいな…
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