作品の脚本とかハード面には期待せず、出演者などのソフト面には大期待して客席へ。
雪と花は幕開きが革命から10年後の芝居で始まり、その芝居の途切れたところから唐突にプロローグ…だったけど、星は緞帳あがったらパッと明るくプロローグ


こっちのがいい~

衣装も歌も振付けも三組共通ではあるけれど。
しぃちゃんの薔薇の青年はキラッキラ



後ろに居並ぶ小公子の面々にはビックリだけど

場面変わってトウコさん


しかし赤い宮廷服をとりまく軍服のラヴェンダー色はなんかね

時代考証的にも違うよね

でも、しぃちゃんのこういう軍服姿ははじめて見た(エリザ新公みてないから)のと、黒髪のロングヘアーが新鮮

華やかな場面から衣装かえたトウコさんのソロ♪革命のオベリスク~♪…これ新曲だよね?
いや~歌えるトップさんは良い



見慣れ(すぎ)たワッカのドレスの貴婦人いっぱいの仮面舞踏会…柚長のドレスは新調

いかにも植田歌舞伎、な台詞まわし、柚長うまいっ(まぁたんはやりすぎ

とよカル…綺麗


わ~い、しぃドレ




すでに左目には黒い布…まだ近衛隊時代だからか髪は長め。
もう三度目だから心配してなかったけど、大きな愛でオスカルをさりげなく包み込むアンドレ、ソロも力みがなく心にしみたわ

今回嬉しいのはベルナール・アンドレ・アラン・オスカルがスターブーツなの

花は衛兵隊時代の真飛アランがヒザ下までのブーツだったから壮アンドレもスターブーツ履けなかった…でもアンドレはスターブーツでなければっ

ちー君マロングラッセ、過去にみたマロングラッセでも一番かもっ

79期のからみもツボ~

雪と花では原作由来の場面が植田歌舞伎の理不尽な味付けされまくって残念

オスカルがトランプをしながらベルナールと‘商談’まとめる所(どうやったらあんなに飛ばせるの?)や
ベルナールがロザリーに「好きになってもいいか?」の場面も嬉しい


ちょっとそこに至るまでにイキナリ感はあるけれど、その前のベルナールの後をカルガモのようについて歩くロザリーが可愛すぎるから許しちゃえ

あすかロザリーはオスカルに「私の春風」と呼ばれるに相応しい可愛さと、10年後の芯の強さとの出し方が自然で好き

やっぱりヒロインは生身じゃなきゃね

トウコさんのベルナールの真骨頂はパリに帰ってロベスピエールとの演説とバスティーユ、そして革命後のアランとの場面。
いや~やっぱりあのバスティーユはメインになるキャストが参加しなければ!
ナウオンで予習しておいたから、ロザリーがバスティーユ墜ちた時に切なげに、大事に抱えてくる剣がオスカルのだとわかり、泣けてきたわ

過去のベルばらときちんと繋がる

10年後の場面はアランが面倒みている孤児たちの歌から。白妙なつちゃんやまいける君、可愛くて健気。
そしてアラン・ド・ソワソン将軍


隻腕な必要ないってば


ちゃんとアンドレと別人だったわ

ベルナールとの緊迫感ある長台詞の応酬、トウコさんとしぃちゃん、だから成り立っていると思う。
そして…あの手紙の‘声’にはやられた…まさか外伝のベルばらで大泣きするとは思わず…


しぃちゃんの声からにじみ出る温かさ・思いやり…それを受けてのベルナールとロザリーがまた良い

最後、紗幕の向こうのしぃアンドレの突き抜けたさわやかな笑顔にも泣かされ…そっちばっかり見ちゃうので、ともみフェルゼンとしゅんトワネットが見られないっ

途中、あっちゃ~


でもツッコミは入れておきたいので、それはいずれまた

ショーの感想もまだ書けてない~
