渋谷・スペイン坂にあるライズX(エックス)で上映中の映画「バレエ・リュス」鑑賞

かつてクラシックバレエを習ったことはあったけど、それほど詳しくは…。でも二十世紀はじめの名ダンサー、ニジンスキーの名前や代表作くらいは知ってる。
彼を生んだバレエ・リュス…ロシアバレエ団の栄光と解散、団員のその後などを老境に入った元プリマやソリスト、コールドの方へのインタビュー
、当時の貴重な映像をふんだんに使ったドキュメンタリー。2000年に開かれた“同窓会”で40年ぶりに再会した100人あまりの元団員の、今もバレエを愛し、若手に少しでも伝えて、遺そうとする姿なども。
元プリマ
の方の言葉が素晴らしくて心に残っている…「ディアギレフ(創始者)時代、ギャラなんて無いに等しいくらい僅かしかもらってなかったけど」と前置きされてから「でも、あの場面に出て踊れたり、素晴らしいデザイナー(ダリやピカソなど)と一緒に仕事ができた。だから私はかなりリッチだった。」
聞いてしばらく…我が身を反省。そして、そう言える人生を送りたいと思った。
バレエに限らず、何かを究められるって素晴らしいなぁ。私はまだまだ迷いや余計な欲が多くて
(多すぎだよ)予告編なしにすぐ開映、約二時間クスッと笑ったり、感心したり感動
したり。バレエ
好きな人は絶対、おススメ