
さくらのくま衆
2007年6月10日生まれ最後のクマ(一匹ストックしてたの)…クマなのに若衆髷(まげ)。写真撮り損ねた(痛恨
)けど、ちゃんと青天もあるのよん。四月のムラ茶で、「さくら」の衣装はどれが好き?の質問にしぃちゃん「青が好きだから、最後の青い着物が好き
」瞬時に冷や汗
なミュゲ。名前が気に入って、くま衆は絶対やるつもりだったの。問題はプロローグの若草×紫かフィナーレの青か。若草はぴったり
までいかなくてもなんとか和柄で似た生地は…(縫う枚数は増えるけど)しかし青は絶対!に無い…でも、しぃちゃんが「好き
」ておっしゃるなら、ねぇ
。実はラビション君の前にくま衆のアタマ(ヅラ)だけは面白くて作っちゃった
タネ明かしすると髪の部分は黒のレース糸を使用。額飾り
や紫の組紐を含め、かなり実物に近いはず
銀地に桜
、黒骨の舞扇もいい大きさのを見付け、塗ったり貼ったりして二つできた
↓
問題は…着物。これはどんなに探したって歌劇団にしかないだろうから、自分で描きました
しかも総柄じゃなく部分的に無地の部分とかあるから舞台はもちろん、写真や映像で確認して。袖の柄は仕立てる前に。身頃と襟は仕立ててから。柄だけでトータルで4日かかったかな?(それでも入り出・観劇は欠かさない
)ポリエステルの生地に布書き用のペンやアクリル絵具など使用してこんな感じ↓

和裁は短大の課題以来
袖口や袖の振り、身頃の裾に【ふき】(この場合、水色のちらりと見えてるアレ)も付けて、足袋も履かせて
帯はまる姉様に締めていただいたの

で、完成したら可愛くて
つい、遊んでみた
「さくら」フィナーレのボレロで、しぃちゃんが桜の花びらをまく姿が凛
として美しくて、時に手のひらに1~数枚残るのが、花びらもしぃちゃんから離れたくないんだわ
と大好きな場面だから、くま衆の手のひらにも一枚。ラストのポーズ(販売ポストカードになってる)も、しぃちゃんさすが
の美しさ
なので真似(しぃちゃんにかなうワケないけど
)↓
桜の枝は「檀那」役にちなんで、養子入りの時には背中にしょって。なぜかHさん提供の男爵芋まで(^^ゞ(詳しくは天空長屋の6月みてね)
で、いよいよ!旅立ちの日。この日はしぃ会総見

わ~
しぃちゃんも会服だ~
でテンション
そして、さくらのくま衆です
とお見せしたら「うわ~っ可愛い~い
」としぃ様。またまたすぐには渡さず、くま衆の右手に仕込んでた花びら散らしをご披露、しぃ様大笑い

そして援護をお願いしていたお姉様方が口々に、背中の桜の枝と芋を伝えて下さり、しぃ様、さらに大爆笑

会総見なので、お手紙
受け取った後、会員皆からの掛け声を照れながら(スター
なのに。だから好き
)聞いてらっしゃる間もくま衆はずっと抱っこされて
楽屋口の手前からのお手ふり
もくま衆をブンブンと…作者的には一番、手間暇かかったこの子が可愛いかも。くまはもう手に入らない
だけに…お洋服や着物(ヅラもね)着せてもらう前のラビション&くま衆の写真もオマケ
服など着てないのが縫いぐるみ的には当たり前なはずなんだけど…なんか笑えません?
