阿波の西方はわりと秘境。
言ってしまえば田舎で、山。冬は北国のように雪も降ります。
そんなところへ遊びに行くのは春がちょうどいいと思われます。
夏はきっと力強い虫がうようよ寄ってくると思われ・・・恐怖です。
ずっといい温泉があると聞いておりましたので、
そこへ1泊、記念日を過ごしました。
山の上から谷底まで下ると、すてきな温泉がガバガバ沸いていて、
そこへ直につかることができるという素敵スポットなんです。
ただそれはものすごくぬるくて、じーっと何十分もつかっていないと風邪っぴき必至です。
でもそれが体を芯まで温めるものなのかもしれないと信じていました。
しかも肌にあたえる潤い力がハンパない感じでした。
風は冷たく強く、ヒカリとあごまでずっとつかりっぱなしでした。
あったまってくるまでに何分かかったか・・・というかあれは1時間以上つかっていたかも・・・
いや、正直、あったまってはないですw
熱くならないので潤いの吹き溜まりに心底つかっていられたのはよかったです。
ふたりで「あったかいかも?あったまってきたかも?」とわりといつまでも疑問系でしたがw
ヒカリと温泉に行くと、ひたすら「温泉!」なので、そういうとこはほんとうれしいです。
というかヒカリ以外の人とはどこかに宿泊することは自分にとって難しい・・・w
温泉につかりまくりすぎてる自分達ヤベェといつも笑えます。
湯を楽しんだのちおいしいごはんを食べました(いつもだな)。
もんのすごい大好きな川魚丸焼きと肉もあり、大満足でした。
そのあと近くにある大自然によるでかい橋的なものを見に行くはずだったんですけど、
腹いっぱいすぎるからやめましたw
今回泊まった部屋は畳で、露天風呂がついてました。
部屋に戻ると布団がしいてありました、二組。
二組あってもいつも一組しか使わないので逆に申し訳ないですよね。
一休みしたあと露天に入りました。
田舎なので、とても空気が澄んでいて、部屋やまわりの明かりをすべて消すと、
ものすごい量の星を見ることができました。ふたりで黙ってぼんやり星を見てました。
とってもロマンチックな時間・・・なんてうっとりするというよりは、
こういうときはしんみりと、「あぁよかったよなぁ」と思うわけです。
自分がいかに幸せ者であるかの再確認。
そのあとは内風呂に入り、部屋へ戻ってから恒例のプレゼントタイムです。
ヒカリはかわいいお手紙をくれました。
自分からは・・・もうほんと、何をあげればいいかいつもわからないのですが、
ピアスと、やはりお手紙。
このピアスというのが、今回お店でおねーさんにわりと相談をして購入したものなんです。
「30歳くらいの女性にプレゼントで・・・」なんて、どう思ったでしょうねw
自分の予算より高いものばっか出してくるのでちょっとイラついたよ☆
ヒカリはやっぱり喜んでくれたので、自分もうれしかったです。
布団の上でいたしたあとに、「ベッドのほうがはねっかえりがあってやりやすいかも・・」みたいなことを
ヒカリが言うので、「余裕あるなぁ」と思いました。
翌朝はやはり谷底まで下りひたすら温泉成分を体にたたきこんだのち
おいしい朝食をとって帰りました。
たしかこの日はヒカリは仕事にちょっと行くとかで早めに帰ったんでした。
忙しい中でも記念日をまたこうして2人で過ごせたことを感謝しつつ、
仕事へ送りだしたのでありました。
どこかへ行かなければならないわけでもないですが、
やっぱり2人で特別っていうのはうれしいものですね・・・。
その相手がずっとヒカリでないと、ダメですね。
ヨシ。