何気なくテレビの
相撲放送を見ている。
こんな路地に住んでいた。
この路地の中ほどに
電気屋があり
その電気屋のテレビを見ていた
幼かったから
近所に住む人たちは
オレをいつも
一番前の特等席を
譲ってくれた。
それほど
相撲には
興味もなかったが
オレは指定席の
一番前の特等席で
相撲観戦していたようだ。
時代は
巨人・大鵬・卵焼きの前の
栃錦・若乃花の
栃若時代だったと思う。
相撲にはあまり詳しくないが…
母親の弟は
相模ナンバーの車に乗っていたが…
相撲ナンバーと間違えるのを
非常に嫌がっていた。