ギターの木材の問題… GibsonにFBI
Gibson社にFBIの捜査が入ったらしい。
最近、ギターブランド「Gibson/ギブソン社」にFBIの捜査が入り、木材やファイルなどの差し押えがあったとの事。
不法にインドからインディアン・ローズウッドやエボニー材を入手した疑い。
ギターの木材は、音質に影響する為、良いとされる木材の入手は必須なのだが、すでに輸出入を禁止されている木材がある。但し、ベニアなど加工品はOKとかちょっと込み入っている。
特に日本においてはビンテージギターの人気が高く、当時と同じ材を使ったビンテージギターのリイシュー物も人気だ。
ギターを中心とした楽器ビジネス全体として、今後のGibson社の動向は大きいと思う。今までずっと同じ様に取引してきたとの事なので、上手く落ち着いて欲しい。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=O_-taqM5Sk0
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それよりも更に問題は…
既に楽器を所有している人が渡航した際、税関などで不法材を少しでも使った楽器が見つかった場合は押収され、罰金を課せられる事も。ギター以外にピアノやバイオリン・フルートも対象らしい。回避するには、法が施行される前に取引された材であることを証明するため、楽器の製造年月日、型番などを証明する書類を提示しなければならないとの事だが、そんなもんあるか?
自分が楽器を持って海外に行く事は無いかもしれないが、海外ミュージシャンが来日公演の際に、トレードマークの楽器を持ってこれない…、とか、海外サイトから直接購入した楽器が、税関で没収されてしまう…とか、最悪だ。
http://www.nikkei.co.jp/category/offtime/eiga/music/article.aspx?id=MMGEzw001002092011
http://www.science20.com/science_20/gibson_guitars_and_lacey_act_misused-82210
そもそも、木材輸入はダメだけど、ベニアなど加工されていればOKだとしたら、ギター自体は加工済みなので、没収は変だろ…。