[北部九州]輪廻の沼「-Xing-アジ&メバing(etc)」戦術&料理 -2ページ目

[北部九州]輪廻の沼「-Xing-アジ&メバing(etc)」戦術&料理

基地外度:★★★★★(アジング・メバリング歴:15年以上)



ブログ内の自作釣具の設計を個人用ではなく
商用利用することは、断固認めておりません。

明けましておめでとうございます。
今年も成り行きにまかせた釣行が多かった気がする。

そのため、好奇心なるものを・・・簡単に考えてみた。

1:魚は大きなサイズ、小さなサイズとで行動が違う。
2:魚は人間の「あの手」「この手」で行動を変える。
3:魚の「リアクションバイト」は実在するのか?


1:魚はサイズにより行動が違うか?
1年目、2年目、3年目・・・・とで魚はサイズが変化する。

魚という個体は、遺伝子によって変化しない存在であったとしても。
脳のサイズにより、魚は意志を持ち、行動を変化させるのか?
という好奇心である。

これは経験でしかなく、また経験からの推測であり、
結局、答えは魚の心にある。

いかに人間が水槽に入れて魚を実験したとしても、
自然というシチュエーションを再現できるわけではない。
また、監視された状況でハイプレッシャーな状態、
はたまた、餌付けされて人間に対する敵対心を減弱させられた個体とを
比較するのも科学的にナンセンスなものだ。


2:魚はあの手、この手に反応を変える
魚は、人間がAという仕掛けを投じ、仲間が釣られた。
Aを学習した。

学習して「食わない」という判断を起こす。

人間がBという仕掛けを投じ、再び仲間が釣られた。
Bを学習した。

・・・・・
と仕掛けを変え続けることで、
全ての魚を釣る事はできるのか?
これも水中を覗かねば見えてこない。


3:リアクションバイトによる謎
リアクションバイトというのは、少し不思議な感覚がある。
なぜなら、水中ではフォールという現象があるからだ。

魚の眼を知っている人なら分かるが、
多くのフィッシュイーターは視軸が上向きである。

シーバス、アジ、メバルの多くが目線は上向きである。
これはアミなどの浮遊物がある1箇所にかたまり、
それをメインとして食っているためか。
はたまた、瀬戸内海のように小魚を食べるためか。

多くは分からない。ニホンウナギも絶滅危惧種に指定された。
ニホンウナギの稚魚は多くのフィッシュイーターの格好のベイトだった。
言葉だけがおどり、行動では日本の水産物を汚染している
この国家の国民性だけにウナギも食えない時代になるかもしれない。

そんな上目使いな魚が、「落ちるもの」を知っていないはずがない。
どういうことか?

例えば、メタルジグにせよ、メタルバイブにせよ、はたまた糞重たい鉛の玉にせよ。

水中では一定の水中抵抗がかかっている。
水中抵抗は加速度にも比例することから、必要以上のスピードになることはない。
これは空中の落下と異なる点ではなかろうか・・・。

空中の落下では、空気抵抗がかかり、これも加速度に比例する。

つまり、水中を落下する釣りの仕掛けは、
速く落下して、遅くなって、再び速くなって・・・
を繰り返しながら落下しているわけである。


と考えるならば、
魚の眼には、
いかに重たい仕掛けでも確実に物体の
「色」 「ある程度の形状」 「大きさ」
ぐらいの情報は眼から入っていることになる。

そのフォールの時点で「食えない」と判断した個体が、
釣り人のトゥイッチやジャーク、しゃくり等のアクションで
「食わない」という抑制がハズレ、
本能で「食ってしまう」という現象。

これを釣り雑誌などが「反射食い」などと紹介したが、
これにも疑問が残る。

明らかに人間の勝手な主観ではなかろうか。

魚は、フォールする物体の
「色」「ある程度の形状」「大きさ」
などの 情報はすでに仕入れていた。

脳にインプットされていたはずである。

とするならば「食えない」と判断したのではなく
「食えるかどうか分からない」と判断していたのではなかろうか?

例えば、リアクション系の釣りは、
その後、なかなか釣れ続かないという現象がある。

もし、本能で食わせていたのであれば、
その後もリアクションで本能で釣れ続くはずだ。

それが無いということは、水中にいる仲間には
「もう、アンタの手はバレバレでっせ」
と言われているのではなかろうか?

そんな事にも気づかず、
プロは堂々と一匹をぶら下げて、
どうだと言わんばかりの表情を見せている。
もしかしたら、40オーバーのメバルの群なんてのも、
実際はどこかの地磯なんかにもいて、
極端に運動学習が進化した群なために
釣れ続かないだけではなかろうか。

勝負の世界に身を置く者。
人間をモノとして扱うのがこの国の方針である。
そんな事は無いと言う人もいるかもしれないが、
それは建前で、それが本音だろう。

そのため、勝負を「美徳」でカモフラージュし、
偽りの平和主義で影で作りながら、
勝負することを男から奪い去った。

されども、どんな環境下でも男は勝負を欲している。

それは生き物の進化が勝負の歴史であった事に由来する。

弱肉強食の世界だが、同種による戦いは男の世界では必要欲だ。
魚の中でもアユの友釣りなんてのは、
この起源を下にした釣りといってよい。

メバルの友釣りもありそうなんだけど。

この魚は、稚魚を抱えていると縄張りが出来る。
その縄張り中のオスを友釣りで釣れないだろうか?
無いよな、レオン先生か誰かに開拓してもらいと 他力本願的なのも、
また日本人の悪い癖かな。

とにかく色々な事に猛省したり、 好奇心を誘われたり、
自分を見つめ直したりの日々です。

2015年もがんがりやす。 by カポコン。



ストックしては消化
行けば釣れる。この間のアジングはそこそこ楽しかった。
ONのアタリからOFFのアタリに変わる。
そこから、OFFのアタリをかけにいける。
OFFのアタリが明確だったのは、この間紹介したBのキャロだった。

そこからキャロでOFFのアタリをとらえる仕組みを少し研究。

その後は、フロントスライドフォールするキャロの雛型を作り、
今日は終了。


そこそこ冷凍庫がパンクしかけたので、
今まで釣った鯵の一部を天ぷらにしました。
ここから南蛮漬けに出来るルートがあるからね。
下手したら冷凍庫がパンクしかける
釣る量を調整するのもテクニックかな。


冬に備えてキャロテスト
今回、A・B・Cの3つのキャロをテストした。
Aはフォールは気に入ってるんだけど、
途中でライントラブルが頻回。
設計時の長さ調節をミスった点を反省。




















釣果は下のような感じ。ガチでやった訳じゃないから。
一番釣れてしまったんだけどね。


新キャロ・ロスト

新キャロを早速、ロストしてしまいました。 釣果はまずまずだけど。 大量生産がまだ難しい状況なだけに悔やまれる。 メバリング開幕までに何とかしたいもの。 イサキing用の攻略も忘れないようにしないとね。