どうも!

 

ネコにもわかるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。

 

 

 

ちょっと前に『たくさん練習すれば上手くなる?』という記事で

練習量よりも練習方法に意識を向けてほしい

ということを書きました。

 

どんなに練習しても、

練習方法に問題があるなら

上達するのは難しいですからね。

 

 

「練習してるのに、

なかなか上手くならないなぁ~」

と思ったら、

ぜひ練習方法を見直してみてくださいね!

 

どんな練習をしたら良いか分からない時は、

ぜひ記事下のフォームからご質問ください。

 

きっとお役に立てると思いますので、

お気軽にご利用くださいね!

o(^▽^)o

 

 

 

 

 

環境が悪いと練習にならない!

 

練習方法や練習内容が

上達には重要な要素だと思うのですが、

それに関連して大切なことがあります。

 

それが

練習環境

です!

 

これは練習方法の一部とも言えるのですが、

練習する環境にまで意識が向かない人が

意外と多いように感じています。

 

 

練習環境が良くないと、

練習しているつもりでも、

実は練習になっていないことがあるのです!

 

練習になっていなければ、

ギターを弾いていても

なかなか上手くならないのも不思議ではないですよね。。

(^▽^;)

 

練習方法を見直すときは、

ぜひ練習環境にも意識を向けてみてください!

 

 

 

たとえば、

エレキギターの練習をする場合、

アンプにつないで弾くことが前提です。

 

しかし、

家でエレキギターを弾く場合、

家族やご近所の迷惑になってしまうため、

アンプにつないで大きな音を出すことが

難しい人のほうが多いと思います。

 

そのため、

アンプにつながずに練習している人が

特に初心者には多いようです。

 

 

 

指慣らしのために弾く場合とか、

ちょっとコードやフレーズを確認したい時などは、

わざわざアンプにつなぐ必要はないと思います。

 

でも、

練習にはなりませんよ‼

 

どんなに弾いても、

ギターの練習にはなりません!

 

指の運動にはなりますので、

指が動きやすくなる効果はありますが、

ギターを演奏する練習にはなりません。

 

意外と盲点なのかもしれませんが、

ギターを弾くこと」と

ギターを練習すること」は

同じことではありませんからね!

 

 

 

 

 

練習環境が悪い人の特徴

 

普段アンプにつながずに弾いている人は、

ピッキングが無駄に強くなりがちです。

 

脱力ができず力みがちなので、

演奏上さまざまな支障がでます。

 

また、

いざアンプから音を出すときになると、

アンプから出る自分の音に慣れていないために、

ピッキングが極端に弱くなったり、

音が小さくなりがちです。

 

上手い演奏とは程遠いですね。。

(・_・;)

 

 

エレキギターの場合の話をしてきましたが、

アコースティックギターでも

練習環境が重要なことには

変わりありません。

 

普段、思いっきり弾けない環境で練習している人は、

ピッキングがしっかりできません。

 

大きな音が出ないようにピッキングしているのでは

練習になりませんからね。

 

 

 

 

エレキギターの練習環境

 

自宅で大きな音を出せないなら、

大きな音を出さなくても出来る練習に焦点を絞ったり、

大きな音が出ないような工夫をしましょう。

 

エレキギターの場合は、

アンプシミュレーターを利用すると良いでしょう。

 

値段もタイプも様々なものが

各社から発売されていますので、

ぜひ購入を検討してみてください。

 

色々あって迷うかもしれませんが、

自分に見合ったものを購入するようにしましょう。

 

相場に対して、

高すぎるものや安すぎるものは

購入を控えたほうが良いと思います。

 

あと、

パソコンが苦手な人は、

パソコンを利用するタイプのものは

やめておきましょう!

 

苦手なものを利用しないと練習できないようでは、

練習しづらくなってしまいますからね!

 

 

20年くらい前までは、

アンプシミュレーターの性能がまだ低く、

あまり練習にならなかったのですが、

最近のものはとても優れています。

 

なるべく最新のものを購入するようにすれば、

比較的安いものでも問題ないと思います。

 

 

でも、

アンプシミュレーターにも問題があります。

 

それは、

簡単にかっこいい音が出てしまう

ことです。

 

アンプシミュレーターを使った練習しかしていないと、

アンプシミュレーターを使って弾く分には問題ないのに、

実際にギターアンプで大きな音で弾いてみたら、

まともに演奏できない

ということになってしまいがちです。。

(゚ー゚;

 

アンプシミュレーターを使った練習だけでは不十分なんです。

 

なので、

ある程度定期的に、

レンタルスタジオなど大きな音を出すことが可能な場所で

練習することをおすすめします。

 

 

 

 

 

アコースティックギターの練習環境

 

アコースティックギターの音は

大きく響きやすいので、

家で練習するには

エレキギターよりも難しいと思います。

 

エレキギターは、

アンプシミュレーターを使うことで

圧倒的に取り組みやすくなりますからね。

 

なので、

アコースティックギターがメインの人も、

家での練習用にエレキギターを用意してみる

というのも良い方法だと思いますよ!

 

エレキギターとアコースティックギターは違う楽器なので、

好みの問題もあるでしょうし、

必ずしも代わりになるものではないのですが、

同じギターとして共通点は多数あるので、

家での練習用としてエレキギターを用意することも

考えてみてはいかがでしょうか。

 

個人的には、

初心者にはエレキギターをおすすめしているのですが、

この練習環境の問題も大きな理由のひとつです。

 

家で練習できるかどうかは

練習量にも大きく影響しますからね!

 

 

それ以外には、

サウンドホールを塞いだり、

消音アイテムを活用するなど

大きな音が出ないようにする工夫

をしたほうが良いでしょう。

 

でも、

それでは本来の響きとは

だいぶ変わってしまいます。

 

なので、

家で思い切り弾けない場合は、

エレキギターの場合と同じように

レンタルスタジオを利用したり、

公園とか河原とか

人の迷惑にならない所で練習する必要があります。

 

サイレントギターを利用するのも良いかもしれませんが、

それでは練習にならない部分もありますので、

やはり大きな音で弾ける環境は必要です。

 

エレキギターにも言えることですが、

楽器の本来の響きを体感しておくことは、

とても重要なことですよ!

 

 

 

 

 

練習内容と練習環境

 

練習内容に応じて練習場所を変える

また、

練習環境に応じて、練習内容を変える

ようにしてみてください。

 

 

住宅の環境などにより

できることとできないことがあると思います。

 

家でできないことは

それができる環境でやるようにしましょう。

 

レンタルスタジオを使うとお金がかかりますが、

大きな音が出せる環境だからこそ

できることがあります。

 

ギターの練習のために外に出かけるのは面倒くさい

と感じるかもしれませんが、

その練習の効果はかなりあると思いますよ!

 

しっかり音を出した時の状態を

肌で感じて確認することは

とても意味のあることです。

 

毎日スタジオに通って練習する必要はありませんが、

時々スタジオに行って音を出してみると良いと思います。

 

生徒さんにも

家で練習するだけでなく

時々スタジオで大きな音で弾いてみること

をおすすめしています。

 

ある程度大きな音で弾くことは、

単純に楽しい

と感じる人が多いようです。

 

ギターアンプは、

ある程度大きな音で鳴らさないと良い音が出ないものが多いので、

大きな音を出して弾くことで、

良い音で弾くことの気持ちよさ

を味わえるからではないでしょうか。

 

 

 

 

”環境”と”やること”を変えていく

 

練習方法というと、

”どんなことをやるか”

ということに意識が向いてしまいがちですが、

どのような環境で練習するか

も含めて考えてみてください。

 

大きな音が出せる環境で弾かないと、

どうしたら良く鳴るのか・響くのか

永遠に分からないのではないかと思います。

 

 

練習内容や練習方法を、

”大きな音を出す必要がある練習”

”小さな音でもできる練習”

分けて考えてみると良いでしょう。

 

家族やご近所に迷惑をかけないようにしながら、

いかに自分のやりたいことを実現していくか

を考えてみてくださいね!

 

 

「〇〇だからしょうがない」

という考えのままでは、

いつまで経っても今のままです。

 

環境を言い訳にせず、

”どうしたらできるのか”

を考えてみて、

実践していきましょう!

 

 

やりたいことができる環境を整えることや、

環境に合わせてやることを変えるなど、

環境を考慮して練習方法を見直してみてくださいね!

 

 

 

ではまた!

( ´ ▽ ` )ノ

 

 

 

 

ギターに関するご質問、お悩みなどありましたら、

ぜひこちらのフォームから教えてくださいね!

きっとお役に立てると思います。

↑この画像をクリックするとフォームが開きます。