どうも!
ネコにもわかるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。
前回の記事(『知ってる曲で確認する!』)では、『音符の捉え方を変えればリズムに合いやすくなる!』で説明した、音価(音の長さ)が短い音符に置き換えて音符や休符をとらえる方法の補足と実例として、「ドレミの歌」のメロディーを題材に解説してみました。
練習中の曲や上手く弾けない曲、またはよく知っている曲で、同じように音符を置き換えて確認してみてくださいね。
よりリズムが把握しやすくなりますし、今まで適当に見ていた音符の長さがしっかり把握できるようになると思いますよ!
o(^▽^)o
今回は、『倍のテンポで曲を把握する!』で説明した方法について補足していきたいと思います。
今回は、これを題材にしてみます。
↓
「咲いたぁ〜、咲いたぁ〜」でおなじみのチューリップの歌です。
( ´ ▽ ` )ノ
この曲は2拍子だと思うのですが、検索してみると4拍子の楽譜や演奏も結構出てきました。
YouTubeで様々なバージョンの「チューリップ」が聴けたので、みなさんもちょっと検索してみてください。
同じ曲でも、2拍子で演奏するのと4拍子で演奏するのとでは、印象が変わることが理解できるかなと思います。
私が聴いた印象では、たぶん、本来は2拍子です。
(違ったらすいません。。)
今回は2/4拍子で譜面を作りました。
数字の位置が、拍の位置です。
↓
(譜例1)
メトロノームを用意して、テンポ60くらいで、ちょっと歌って確認してみてください。
以前の記事でも書きましたが、ギターの練習には、メトロノームがあると便利です。
無料のアプリもありますから、メトロノームはぜひ用意してくださいね!
拍の位置でメトロノームが鳴るように合わせます。
拍の位置を確認出来たら、歌のテンポは変えずに、メトロノームを2倍のテンポにしてみます。
テンポ120くらいに設定することになりますね。
この譜面の数字の位置でメトロノームが鳴るようにします。
↓
(譜例2)
奇数の位置が表拍の位置、偶数の位置が裏拍の位置になります。
メトロノームの音に合わせて足でリズムを取りながら歌ってみてください。
メトロノームの音と足を鳴らす位置にメロディーが来るので、(譜例1)よりリズムが取りやすく、歌いやすく感じる人が多いのではないかと思います。
ここで、足のリズムはそのままで、再びテンポ60にしてみてください。
メトロノームは1と3の位置で鳴るようにします。
足はそのまま1,2,3,4の位置です。
足のリズムをキープしつつ、メトロノームの音をしっかり聞いて歌ってみてくださいね。
最初に(譜例1)で歌った時よりも歌いやすくなりませんか?
最初は上手くいかない人もいると思いますが、メトロノームをテンポ60で鳴らすのとテンポ120で鳴らすのを繰り返している内に、感覚がつかめてくるでしょう。
また、
慣れてきたら、足で取っているリズムに強弱を付けてみてください。
まずは「1」を強く踏んでみましょう。
「1」以外は弱く踏みます。
それが出来たら、
「1」を強く踏むのに加えて、「3」を少し強めに踏んでみましょう。
2と4は弱めに踏みます。
もしくは、
1と3で足を踏んで、2と4で足をあげる
というのも良いと思います。
1と3が拍の位置で、2と4が裏拍の位置です。
これがスムーズに出来れば、裏拍を意識しながら歌ったり演奏したり出来るようになると思います。
これが、倍のテンポで曲やフレーズを把握する感覚です。
私は、テンポ60で確認する時、実際に裏拍の位置で足でリズムを取っていました。
それも無意識に。
テンポ60は遅すぎて待てないのですね。。
大らかな気持ちで待てる心の余裕が欲しいものです。。
( ̄_ ̄ i)
ということではなく、
(^▽^;)
倍のテンポで曲やフレーズを把握して、裏拍を意識できるようになると、とてもリズムに乗りやすくなるので、ぜひこの感覚を身につけてくださいね!
ではまた!
(^∇^)ノ
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