どうも!
ネコにもわかるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。
昨日の記事(『リズムに乗り遅れる原因』では、リズムに乗れない原因と思われることと、その対処法について書きました。
休符も音符も全部「ター」で歌えば良い
と、かなり強引なことを書きましたが、
(^▽^;)
理解していただけたでしょうか?
音符や休符を「タン」や「ウン」で表現するやり方を完全に否定するつもりはありませんよ!
何も知らないレベルの子供など初学者に、音符や休符がどういうものなのか知ってもらうための表現方法としては、とても分かりやすいですし、イメージしやすい表現だと思います。
でも、音楽的には問題があるということです。
ギターや音楽に限らず、
大人になっても、子供の頃と全く同じやり方でやっていることって、何かありますか?
ほとんど無いのではないかと思います。
いつの間にかやらなくなっていたり、やり方を変えていますよね?
ちょっと工夫してみたり、道具を変えてみたり、また、自然と変わったこともあるでしょう。
成長段階などレベルに合わせて、「やること」や「やり方」を変えるのが普通というか、自然なことだと思います。
音符の捉え方も同じことです。
初めて音符を知った時、音がちょっとズレたり、リズムがちょっとズレたりすることが気になりましたか?
おそらく、だいたい合っていれば気にならなかったでしょうし、
かなりズレていても気にしなかったかもしれませんね。
それが気になるようになってきたのなら、音楽的に成長した証拠と言えると思います。
この機会に「タン」や「ウン」は卒業して、
「ター」の段階に入りましょう。
( ̄▽ ̄)
もちろん、「ター」の先の段階もありますからね!
それと、
音符も休符も「ター」で歌えば良い
というのは、私の考え方なので、何か正式な音楽教育の方法とかそういうのではないですからね!
「これが絶対に正しい方法だ!」
なんて私自身も思っていませんので、みなさんも思わないでください。
(^◇^;)
音符や休符の「長さ」や「位置」を把握する方法として有効なやり方だったので、みなさんにご紹介しています。
異論・反論は受け付けますので、何かご意見がありましたら、ぜひお聞かせください。
m(_ _ )m
では、昨日の記事の続きを書いていきますね!
(^o^)/
裏拍を弾くことや、ゆっくりなテンポの曲が苦手な人に有効な方法をご紹介します。
それは、
1つの音符を、その半分の長さの音符2つ分として認識することです。
例えば、
この譜面の場合、
↓
4分音符なので、歌うとしたら「ターターターター」ということになります。
実際の譜面は4分音符でも、
認識としてこのように捉えるようにしてみます。
↓
8分音符なので、歌うとしたら「タタタタタタタタ」ということになります。
この「タタタタタタタタ」と歌いながら、4分音符を弾く感じです。
この譜面が、
↓
このように見えるようになると良いと思います。
↓
歌うとしたら「ターターターター」になりますが、「タタタタタタタタ」という8分音符を意識して歌う感じです。
もしくは、
「ター」を「タア」に変えてみると分かりやすいかもしれません。
「ターターターター」
を
「タアタアタアタア」
と歌ってみると、
8分音符の「タタタタタタタタ」という感じを意識しながら4分音符を歌えると思います。
ただ、「ア」が入ることでリズムが崩れやすくなるので、実際の演奏にはあまり向かない方法です。
あくまで、4分音符を8分音符2つの感覚で認識できるようになるための練習としてはオススメです。
この譜面の場合は、
↓
「タタアタアタアタ(ア)」と歌うことになります。
「ンタータータータ(ー)」より、音符の長さと位置を把握しやすくなると思います。
このように認識を変えることによって、裏拍の位置を把握しやすくなります。
また、細かい音符で認識することにより、ゆっくりなテンポの曲でも、リズムが把握しやすくなります。
もし、実際にリズムが把握しにくい曲やフレーズがあったら、ぜひこの方法を試してみてくださいね!
ではまた!
(^∇^)ノ
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