どうも!
ネコにもわかるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。
昨日の記事(『拍を意識して音符を歌ってみよう!』では、拍やリズムを意識しながら歌ってフレーズを確認することについて書きました。
拍に合わせて足で音を鳴らしつつ、音符を「ター」とか「ダー」で歌って確認する方法をオススメしています。
4分音符だったら、
↓
「ターターターター」
になり、
8分音符なら、
↓
「タタタタタタタタ」
という感じになります。
でも、
こんな譜面になると
↓
途端にわけが分からなくなってしまう人が多いのです。
「拍やリズムの問題ではなく、そもそも音符が分からない。。」
という人は、
『音符を覚えよう!』
『休符を覚えよう!』
を読んでみてくださいね!
「楽譜や音符は難しくて分からない。。」
と思っている人もいるかもしれませんが、それは勘違いだと断言させていただきます!
難しくて分からないのではなく、知らないから分からないのだと思います。
難しいのではなく、知らないだけです!
確かに、初めて見る譜面をスラスラ読んだり、演奏したりするのは難しいと思います。
でもね、そこまで読めるようになる必要は無いんですよ!
譜面を読めないと音楽が出来ないわけではありませんし。
でも、どうせ音楽をやるなら、ちょっとぐらい譜面を読めた方が絶対に良いです!
ちょっとぐらいで良いと思います。
私の経験上、読んでいるうちに読めるようになってきたように思います。
音楽学校に通っていた時、授業で毎回新しい楽譜を渡されて弾くことがありました。
最初は全然読めなくて、めちゃくちゃな演奏をしていましたが、
しばらくすると、少しずつ楽譜の音をギターで弾けるようになってきました。
私だけではなく、他の生徒もそんな感じだったので、そういうものなのだと思います。
なので、少しずつ慣れていけば、自分に必要なレベルで自然と読めるようになってきますよ!
このブログに出てくる譜面だけでも理解できるようにしていくのも良いかもしれませんね。
(*^o^*)
さて、話を戻しますが、
このようなフレーズが苦手な人は、
↓
休符や裏拍のとり方が苦手なのだと思います。
そこで今回は、休符や裏拍が苦手になる原因と対処法について書いていきます。
昨日の記事では、音符を「ター」や「ダー」で歌いました。
このように幼稚園や小学校などで教わった経験がある人も多いと思います。
ただ、このような譜面の場合に、
↓
「タンタタタンウン」
という表現がされることがあります。
このような教え方の場合、音符の位置は把握できますが、音符の長さは把握できません。
4分音符を「タン」で表現するのも良くないのですが、それよりも休符の「ウン」がよろしくないと思うのです。
休符の長さが表現できないということもあるのですが、
「ウン」と言うの、発音・発声がしづらくないですか?
微妙に発音・発声が遅れたり、「ウン」の後の音の発音・発声が遅れるような気がします。
この感覚で演奏していることが、「リズムに乗れない」、「乗り遅れる」、「もたる」ということにつながっているのではないでしょうか。
「ウ」も「ン」も発音・発声しづらいと思います。
4分音符を「タン」で表現する場合、長さを意識して「ターン」と表現すれば良いと思われるかもしれませんが、これもダメです。
「ン」が入ることが、次の音の発音・発声の遅れの原因になります。
このフレーズを
↓
「ターンターンターンターン」
と歌った場合、
こんな感じに聞こえるのではないでしょうか?
↓
また、
「ターンターンターンターン」
と繰り返している内に、
「ターン」
が
「ンター」
になって、「ン」が拍頭に来てしまうこともありがちです。
ぜひ実際にやって確認してみてください。
これがリズムが苦手になる原因のひとつになっているのではないかと思います。
では、どうすれば良いか。
単純に、
全部「ター」とか「ダー」で歌えば良いのです!!
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
4分音符を「ター」で8分音符を「タ」と説明しましたが、
実際には8分音符は4分音符の半分の長さの「ター」です。
文章で分かりやすくするために「タ」と表現しますが、実際は「8分音符」も「ター」です。
テンポがゆっくりな曲でイメージしてもらえば分かると思いますが、4分音符は「長いター」で、8分音符は「短いター」になりますよね?
音符だけでなく、休符も「ター」で良いんです!
全部「ター」で歌っているところを人が聞いたら、どこが音符なのか休符なのか分からないでしょう。
でも、人に聞かせるために歌っているわけではありませんよね。
音符や休符の位置と長さを確認するために歌っているのです。
だから、人に分からなくても、自分で分かれば良いのです。
音符や休符の位置だけでなく、長さにも意識を向けることで、リズムが把握しやすくなると思います。
全部「ター」で歌って確認してみてください。
「タータタターター」
となります。
その際、音符や休符の長さギリギリまで伸ばして歌うことが大切ですよ!
他にも注意点があるので、次回また書きますね!
ではまた!
(^∇^)ノ
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