ネコにもわかるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。
昨日の記事(『スケールやフレーズが覚えられない原因』)で、「姿勢を正して、ネックから目を離すことが大切」とお伝えしました。
その中で、
ネックに目が近い状態というのは、ギターを弾く姿勢が悪く、
その多くの場合、ギターの構え方も悪い
とサラッと書いたのですが、大事なことなので、もうちょっと詳しく書いておこうと思います。
姿勢が悪い状態でギターの練習をすると、日常生活に支障が出るくらい身体が変形してしまったり、特に肩や腰、脚などに痛みが生じる可能性があります。
ギターを弾く時に限らず、椅子に座る時は仙骨を立てるように背筋を伸ばして座る癖をつけておくと良いと思います。
良い姿勢を保つのが疲れてきたら、良い休憩のタイミングなのではないでしょうか?
それに、
ギターを弾く人をちょっと想像してみてください。
猫背でうつむいて弾いている人と、背筋が伸びた良い姿勢で弾いている人、どっちがカッコイイと思いますか?
ギタリストはカッコ良くないとダメなんですよ!
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
そして、
大事なのは
ギターの構え方
です。
猫背で姿勢が悪い状態だと、ギターの表面が上を向いてしまいます。
ギターの表面が、床と垂直になるように構えるのが基本です。
意外と気づきにくい大事なポイントが、ギターを構える角度です。
ギターに不慣れな人に多いのが、こんな構え方です。
身体の前面とギターの表面が平行になっている状態です。
この状態だと、とても弾きにくいです。。
(゚ー゚;
「ギターに不慣れだから弾けない」のではなく、
「弾きにくい弾き方をしているから弾けない」
ということも、少なからずあると思いますよ!
正しい構え方は、このくらいの角度がつきます。
左手が写っていませんが、Fコードを押さえています。
弾くポジションがもっと上に来るほど、もっと角度をつけて弾いてOKです。
ハイポジションを弾く時は、このくらい角度をつけて弾きます。
こうしないと、自分の身体が邪魔で押さえられないはずです。
実際にやってみてください。
角度をつけずに弾くにはどうしますか?
お腹を引っ込めれば弾けますね。
でもそうすると、猫背になってしまいます。
姿勢が悪くなるだけでなく、弾きにくさも感じられるのではないでしょうか?
また、
ヘッドが下がらないようにすることも大切なポイントです。
床とネックが平行になるぐらいだと、ヘッドが下がり過ぎです。
もう少しヘッドが上になるように構えると、弾きやすくなるでしょう。
ギターに身体を合わせていくように弾くのではなく、
身体に合わせてギターを動かして弾く
ということです。
ぜひこの点を意識してギターを弾くようにしてみてください。
構え方を変えるだけで、かなり弾きやすくなることもあると思います。
「今まで弾けなかったフレーズが弾けた!」
なんて人がいたら嬉しいなぁ〜。
(*^o^*)
ではまた!
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