どうも!
ネコにもわかるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。
前回(『調号について①』)の続きを書いていきますね。
「調号」を見ると、「♯(シャープ)」や「♭(フラット)」の数が譜面によって違います。
この「♯(シャープ)」や「♭(フラット)」の数で、その譜面の「キー(調)」を判別することができます。
まず、
「♯」も「♭」も付いていなければ、
「Cメジャーキー(ハ長調)」もしくは「Aマイナーキー(イ短調)」 です。
1つの「調号」で2つの「キー」を表すことができるのです!
1つの「調号」で、1つの「メジャーキー(長調)」と1つの「マイナーキー(短調)」を表すことができます。
この1つの「調号」で表せる「メジャーキー」と「マイナーキー」を「平行調」と言います。
ちなみに、
曲の途中で「キー(調)」が変わることを「転調」と言って、「転調」すると「調号」も変わります。
でも、「Cメジャーキー」が「Aマイナーキー」に変わる時など、「平行調」同士では「転調」とは言いません。
もちろん、「調号」も変わりません。
では、
「#」や「♭」が付いた「調号」を見ていきましょう。
ご覧のように、大きく分けると「シャープ系」と「フラット系」に分けることができます。
「C」の半音上の音は、「C#」ですよね。
「D」の半音下の音は、「D♭」です。
でも、「C#」と「D♭」の音って、同じ音ですよね?
この音を譜面に書きたいとき、「C#」と「D♭」のどっちで書けば良いのでしょうか??
これは、
その曲が「シャープ系」なら「C#」、
「フラット系」なら「D♭」で書くわけです。
どっちでも良いわけではないですよ!!
両方が混在していたら、譜面が読み難くなってしまいますからね!
さて、
これで「#」と「♭」の数がいくつ付いている「調号」がどの「キー」を表しているのか覚えれば良いわけです。
簡単ですね!!
記憶力が良ければね!!
ちなみに、
私は暗記が苦手です。。
こんなの覚えられるかぁ~!!
(;゚Д゚)
でも私は、「調号」を見て「キー」が分からないということはありません。
暗記しなくても、分かれば良いわけです。
次回は、私のように暗記が苦手な人でも「調号」で「キー」が判別できるように解説していきたいと思います。
ではまた!