どうも!
ネコにもわかるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。
今日は、これ
について書いていこうと思います。
この上下2段に分けて数字が書かれた記号を「拍子記号」といいます。
「拍子」ってよく聞くと思いますが、意味はわかりますか?
「拍子記号」は、英語で「Time signature」と言います。
「time」は「時間」、
「signature」は「記号」という意味です。
なので、「拍子記号」とは「時間を表す記号」ということです。
ということは、「拍子」は「時間」という意味なのですね!
ただ、「時間」といっても、「何時何分」ということを表しているわけではありません。
「時間」というより、「周期」と思ったほうが良いと思います。
「時間」は1日24時間という周期を繰り返していますね。
「1日」は、「1時間」という単位で24回の周期ということです。
「1時間」は、「1分間」という単位で60回の周期ということになります。
そのような時間的な感覚と同じく、
「拍子(beats)」は、「拍(beat)」という単位で繰り返す周期
ということです。
「1時間」を「1分間」という単位で表すと60回の周期です。
「1秒間」という単位で表すと3600回の周期になります。
「拍子」も同じように、
「4分音符」という単位で表すと4拍という周期(4分の4拍子)が、
「8分音符」という単位で表すと8拍という周期(8分の8拍子)になります。
ただ、「拍子」は「ノリ」とか「リズム」も関わってくるので、
厳密に言うと、「4分の4拍子」と「8分の8拍子」は別物です。
「8分の8拍子」は、「8ビート(エイトビート)」と言われ、ロックやポップスの曲にたくさん使われていますが、その曲の楽譜はほとんど「4分の4拍子」で書かれていると思います。
慣例的にそうなっているのか、何か意味があるのか、私には分かりません。。
(-_-)
ただ言えることは、
あまり気にしなくて良い
ってことでしょうね!
「ロックは譜面なんかじゃ伝わらねぇ~ぜ!!」
ということだと思っています。
( ̄▽ ̄)
「ノリ」とか「リズム」は非常に大事なことなので、ぜひ解説したいところですが、なかなか簡単に説明するのが難しいところです。
今後、ちょっとずつでもお伝えしていきたいと思っています。
今回は、「拍子記号」の意味だけでも理解しておいてくださいね!
この譜面の場合は「4分の4拍子(よんぶんのよんびょうし)」です。
数学の分数のように書きますが、まったく関係ありません!
下側に「1拍」を表す音符の種類、
上側に1小節内の「拍数」を
数字で表しているものです。
つまり、この譜面の「4分の4拍子」とは、
「1小節内に『4分音符』で4拍入る拍子」
という意味です。
同じように、
これは、
「2分の2拍子」と読み、
「1小節内に『2分音符』で2拍入る拍子」
という意味です。
これは、
「8分の6拍子」と読み、
「1小節内に『8分音符』で6拍入る拍子」
という意味です。
とりあえず、「拍子記号」が何を表しているかは分かりましたでしょうか?
意外と「拍子記号」の意味が分かっていなかった人は多いのではないかと思います。
「拍子」や「拍」に関しては、まだ説明が必要なので、また改めて解説しようと思います。
これから譜面を読むときは、「拍子記号」もチラッと見てみてくださいね!
ではまた!
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