どうも!
ネコにもわかるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。
今日は、『五線譜の読み方①』の続きです。
楽譜は、基本的に左から右に読んでいって、右端までいったら、一段下に下がって、また左から読んでいきますよね。
でも、ただ左から右に読んでいくだけだと、
「あれ?なんか違う」
「どこか違うところに飛んでる!」
「この楽譜、間違ってるんじゃないの!?」
と思ったことはありませんか?
おそらくそれは、「楽譜の読み書きを簡略化するための記号」が原因で起こる問題ではないかと思います。
まぁ、実際に楽譜が間違えていることもありますが。。
「楽譜の読み書きを簡略化するための記号」はいくつかあるのですが、
まずは、
反復記号から説明します。
(このアルファベットは、コードネームや音名ではなく、それぞれの小節に割り当てた名前と思ってください。)
終止線のような太い線と細い線、それと、2つの点で表示されます。
リピートを開始する記号は、左から、「太い線」、「細い線」、「2つの丸」、の順で書かれます。
リピートを終了する記号は、左から、「2つの丸」、「細い線」、「太い線」、の順で書かれます。
開始と終了で、記号の左右が反転するわけですね。
反復記号は、一定区間の小節を繰り返し演奏することを指示する記号です。
「リピート記号」「繰り返し記号」とも呼ばれます。
この画像の譜面の場合は、
A → B → C → D → C → D
の順に演奏することになります。
反復記号により、
譜面を書く側は、同じことを書く手間を減らすことができますし、
譜面を読む側は、読む小節数が減るので楽になります。
また、1回目と2回目で違う演奏をする場合は、
このように表記されます。
演奏の順番は、
A → B → C → D → E → C → D → F
となります。
リピートするのですが、2回目は「E」を演奏しないで、「F」に行くわけです。
2回以上繰り返したい場合は、このように表記されます。
繰り返したい場所の反復開始記号の上に、
3回繰り返したい場合は、「×3」と表記します。
もしくは、「Rep. 3 times」や「Repeat 3 times」と表記します。
ちなみに、上の譜面の演奏順序はわかりますか?
ちょっと考えてみてくださいね!
って、もう正解を言っちゃいますけど、
A → B → C → D → E → C → D → E → F → G → F → G → F → G → H
となります。
合ってましたか?
間違っていたら、もう一度記号の意味をよく理解してから、見直してみてください。
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ではまた!
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