謙虚さがないと困難は乗り越えられない
うまくいかないことがあったとき、根本的に自分に謙虚さがなければ物事はいい方向へと進展していかないことが多いように思います。
経験的に、不具合がありそれを引きずった時、過去への怒りを持ち続けるか、
今うまくいかないことをひたすら嘆き、怒りのエネルギーをもって克己するかのどちらかの場合が多いような気がします。
第一に引きずるなということは不可能です。その言葉自体、過去の出来事を意識しているからです。
自分を責めることも間違いです。
だとすれば、過去の出来事は出来事として認め、犯人捜しをやめ、今この瞬間から謙虚に物事を追求していくしかありません。
▼怒りを感じるのはある意味、進展しているから
おそらく事件が起きた瞬間は本当の意味で怒りを感じられなかった場合が多いと思います。混乱の中で本当の感情が抑制されることがあるからです。
自分の中に心から怒りがわいたとき、自分の感情を素直に認めたことになります。
そして、それは次のステップへ向けて感覚が敏感になっている証拠だともいうのです。
ただ気を付けなければいけないのは、意識が暴走しないことです。
怒りの意識は長く持ち続けると悪い影響を及ぼします。
なので、それらの感情がわいているときはあえて、社会との接点を持ち、良識的な環境の中で謙虚にそれを消化していくしかありません。
一方、あなたの理解者は必ず存在します。また理解されなくてもそれはそれでいいのです。