誰もが安心して結婚し、子育てができ、学べる社会であってほしい
ある記事を目にした。不妊治療で成功率の高いアメリカは対外受精のピークが34歳。日本では40歳というものだった。35歳を過ぎると妊娠の可能性が落ちてしまうという事実が日本の女性には届いていないというものだった。
経済的理由、あるいは社会の流れで晩婚化が進むようになった。そういう風潮があってか、19歳で結婚したり、20代前半で結婚すると、「まだ若いのに」などという声も聞こえてくる。人によっては早すぎるなどと非難する人までいる。本人たちに縁があってそういう道を選んでいるのだから余計なお世話というものである。
多様な価値観を認められる時代だからこそ、10代、20代前半の結婚も祝福されるべきだし、40代だろうが50代だろうがそうした縁は祝福されるべきであると思う。その年齢ということに祝福の差はあってはならない。
もっと理想を語るなら、夫婦のどちらかが学生でも結婚生活が成り立つような社会でなければならないし、夫婦どちらが学生でも子育てができて、学べて、あるいは稼げるような社会であるにこしたことはない。あるいは、子育てが終わってから学びを求めたり、子育て中でも仕事ができるような社会こそが本当の在り方ではないだろうか。
もっとも、経済的自立がなければ家族をつくることができないのは当たり前のことではある。ただ、だからと言って「学生」という身分だから結婚するのはおかしいとか、若いから結婚するのは早いとか、あの人は歳だから結婚してはいけないとか、そういうものの見方、価値観は見直されていくべきではないかと思ってしまう。