みなさん、こんにちは。

じゅらいです。( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )੭⁾⁾


今日はモルダバイトの兄弟が仲良く出来たお話。


* * *


モルダバイトのご兄弟である、

クラールさんと弟のケイ君。

2人は以前、とっても仲良しでした😆🍀


しかし、クラールさんは

日本の台風を鎮めるために命を賭して…

【大気の龍】という存在になりました。


それは自然の精霊として、

世界中の人々の命を護るような役割をしています。


なので、クラールさんは時々

モルダバイトから魂が抜けて

もぬけのカラになってしまう存在となりました。

そのため、モルダバイト会議をしようにも…

クラールさんがまとめ役で参加出来ず…

まとめ役がいないと

個性豊かなモルダバイト達をまとめるのは

大変難しいことから

なかなか、新しいモルダバイト会議を開くことが出来ておりません。

。・°°・(ノ_<)・°°・。


それは、ともかく…!


本日、ケイ君が…


ケイ君

『ねぇ!今日、映画を観に行こうよ!

兄さんはドラえもんを観たがっていたけど…

あんなんじゃなくて、もっとリアリティのあるような映画が観たいなぁ!』


もるお

『ケイ様!それなら、私、このもるおがお供致します!』


ケイ君『もるおも、一緒に観る?』


もるお『ええ』


ケイ君

『それなら僕は、ナイル殺人事件を観に行きたい!』


ナイル殺人事件


もるお

『お坊ちゃま!それはカッコイイですね。観に行きましょう!』


しかし、ちょうど良い時間で上映されていなかったため……

お家で映画の鑑賞会をすることに…。


もるお

『ナイル殺人事件はまた今度、観に行きましょう』


ケイ君『うん』


もるお

『あの、ケイ様。気分を変えて、アニメ映画なんていかがです?』


もるおはHuluでアニメ映画館を探しながら(じゅらいに探させながら)、ケイ君に話しかけました。


ケイ君

『え〜? アニメ映画〜?(少しイヤそうな感じで)』


もるお

『ケイ様は、リアリティのあるものがお好きなのですよね…?』


ケイ君

『うん。そうだよ…。アニメなんて。あんまり僕は観ないよ?』


もるお

『あの、ケイ様。フランダースの犬はいかがでしょうでしょうか?』


ケイ君『フランダースの犬?』


もるお

『実話では無いそうですが、格差社会、時代背景、実際にあった場所などがモデルとされており…

いわゆる、荒唐無稽なアニメとは別格の、リアリティのある物語となっております』


ケイ君『それじゃあ、フランダースの犬を観る!』


もるお『はい。一緒に観ましょう♫』


ケイ君ともるおが一緒に『フランダースの犬』を観ようとした時、


ブルートパーズ君

『待って下さい!それなら、クラールも入れて、一緒に観させてあげて下さい!』


クラールさん『おう!頼む。俺も観たい』


ケイ君『え〜〜っ?(すごくイヤそう)』


もるお

『ケイ様。フランダースの犬でしたら、ケイ様も観られる映画でしょうし…。

優しくて温かいストーリーですから、お兄様のクラール様も、お好きかと思われます。

クラール様と一緒に映画を観てはいかがです?

ほら、私もケイ様のお側におりますから』


ブルートパーズ君

『僕も一緒に観たい。

クラールとケイ君がケンカをしないように、僕も一緒に観るから…。

ねぇ、どう? みんなで、フランダースの犬を観ようよ✨』


フランダースの犬 劇場版


みんなで観ていると…


ケイ君は、フライドポテト(ベルギーで『フリッツ』)を食べながら涙を流していました。

※劇中に登場した食べ物


ケイ君

『うう…。なんか、イヤだなぁ。ちょっと報われなさすぎじゃないか…』


クラールさん

『(同じく涙を流しながら)おじいさん……ぐすっ💦』


ケイ君『兄ちゃん、泣くなよ。ほら、フリッツ食べる?(フライドポテトを差し出しながら)』


※じゅらいの方では、プライドポテトを出していません。

それなのに、何故かケイ君は食べていました笑


クラールさん

『ありがと…(受け取って、泣きながら、もぐもぐ食べる)』


ケイ君

『それにしてもさ、もうちょっと何とかならないのかな…。

僕なら、他に打開策を見つけるためにもがくけどな…』


もるお

『さすがケイ様! ただ泣くだけで終わらないところが素晴らしい✨』


※もるおは、ケイ君が大好きなようですね。

崇拝にも近いものを感じます。


* * *


そして、最後まで見た後……


ケイ君

『やっぱり、格差が大きいと苦しくなるよね。貧富の差というか…』


クラールさん『………うん(俯きながら頷く)』


ケイ君

『……兄ちゃんのこと…軽蔑(けいべつ)して…ごめんね』


クラールさん『ううん。気にしないで』


ケイ君

『(そっとクラールさんの手を握る)兄ちゃんの手……温かい✨』


クラールさん『……ケイ。大好きだよ…』


もるお『(涙を拭いながら)良かったです。仲良くなれたみたいで…』


仲良くするには、共感が必要。

というのが分かっていましたが、同じ映画を観て、それぞれの感想が似たようなものだったので、仲良くなれたみたいでした🍀


そして、その日の夜は…

一緒の布団で寝る。(別のぬいぐるみに、それぞれのモルダバイトをつけた状態)

という仲良しぶりを発揮してくれました。

(❁´ω`❁)✨


* * *


格差社会といえば……

クラールさんとケイ君は、王様の子(神様の子)

という感じで、火星生まれ。

一方、もるおは、

火星よりも近いところで生まれた隕石みたいです。

それで、お友達だというのに……

『王子様』と『使いの者』というよう関係に近い気がします。


もるおも、マトカさんも、ブルートパーズ君も…

それぞれ、『クラール』と『ケイ』が好きみたいです😊