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これは、実話であり、神話であり、魂の物語でもあります。
夢と現実を行き来しながらも、すべてが繋がっている不思議な実話の物語。
BLあり。苦手な方はゴメンなさい。
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2020年、
台風12号ドルフィンの脅威より
日本国を護ったのは
一つの宝石質の
モルダバイトのペンダントに宿った精霊。
彼は数億年…もしかしたら、それよりも
さらに果てのない時を生きているのかも知れません。
……とにかく、今現在の日本の科学では到底考えられない存在であり、
それを実証することはできないために
夢物語とか嘘つきだとか精神病だとか…
そんなこんなで科学的視点からは論破され
彼の存在を知らしめすのは不可能です。
多くの日本人は幽霊や精霊や妖怪は
みんな作り話だと笑うでしょう。
神という存在すら本当にあるのだろうか?など
疑う人までいるような科学の発達した時代。
そういった中で、わたしは不思議と
その神様達や天然石達に宿る精霊の声を
たまに聞くことができます。
……これが毎日聞けるわけではない。
ということも、あえて付け加えておきます。
彼らは必要な時に、
必要なことを伝える存在だと思っています。
そして、台風ドルフィンの難から逃れたあと
同月に台風14号チャンホンが発生!
台風ドルフィンよりも威力が大きく
とても恐ろしい存在だったのは間違いありません。
今回の大災害を防ぐために、
わたしは、あらかじめ
全国の神様を代表する国津神に
台風の脅威からお守りください。と
神様達の加護を頼みました。
すると、神々は快く承諾して下さいました。
そして、本当に守ってくれたのです。
しかし、それと同時に神様達から
多くの人々に伝えたいメッセージがある。
ということですので、お伝えさせて頂きます。
『しかし、日本人達よ。
これだけは、よく覚えておけ。
こういう目には見えない存在こそが
とても大切なものであるということを。
見よ!あの火の星生まれの精霊の少年を…
彼はお前達のために犠牲になったのだ。
見よ!あの涙を…
人間以外の存在など認めぬ愚かな者どもよ。
あの者と私達神々の存在があるからこそ
今のお前達の命があるのだ。
それをよく覚えておきなさい。
自然を愛し、自然を守りたいと願う
とても優しい
火の星生まれの精霊の少年と
その少年を愛し
人間を護りたいと願う精霊と
精霊や神々の声を聞ける、一人の人間と
自然を心より愛してくれた、一人の人間と
その人間を愛し、救うために闘ってくれた
日本大国の大気の精霊と
私達、神々が協力したがゆえに
今回の大災害を巻き起こす大嵐から
我が国、日本国を護ることができたのだ。
そういう目には見えない存在こそが
我が国、日本国を大嵐から護ったのだ。
それをよく覚えておきなさい。
地球上には、
たくさんの見えない魂が存在している。
そのどれもが、かけがえのない存在だと
そういう事すら忘れてしまった人間達よ。
今こそ、思い出してほしい。
空、風、雨、空気、水、海、波、
大地、土、緑の木々…。
それぞれに精霊が宿り、
その動きを操る存在があるがために
神々だけでは防ぐことが出来ぬ
大きな災害やわざわいが起きるのだ。
そういう神々だけではなく
自然界の精霊達の存在こそ、
今の日本人達は知るべきなのだ。
ウソだと思うのなら、それでいい。
あの者達は、お前さんを助けないだけだ。
神々はそこまでは関与できないゆえ
私たち神々に心から祈ったとしても
命が必ず助かるという保証は出来ぬ。
それほど、自然界は荒んでおる。
嘆いておる。泣いておる。
神々に祈るだけでは、もう手遅れだ。
それほどまでに、この国は
目には見えない大気や大地などの精霊達の
嘆きと悲しみに包まれてしまっている。
〝自然に感謝をすること〟
それは、自然界に宿る精霊達に
感謝をするのと同じこと。
その感謝の気持ちが全くなくなれば…
もう二度と今回のような奇跡は起きぬだろう。
よく覚えておくがよい。人間どもよ。
自然の中には、そういった神以外の
目には見えない存在があるということを…。
我が国は、それほどまでに
精霊達の嘆きと悲しみに包まれておる。
その事を、よくよく覚えておきなさい』
※2020年台風14号チャンホンから逃れたあと、コロナウィルスによる感染者が増大!
2020年10月14日はコロナ感染者551人。死者8人。
さらに、10月15日はコロナ感染者708人。
実はこの日、神々が
クラールさんが一身で受けていた
人々のカルマを…行いによる罪を不憫に思い
クラールさんのために返上した結果です。
『クラールさんかわいそう。
カルマを返したらいいのに…』
と心優しい一人の人間のおかげで神々は
その方を護りながら、
クラールさんの負担を少なくしてあげるため
台風で命を落とす予定だった方や
大怪我をする予定であった罪深き人々に
その罪を返した結果が、今の現状だと思います。
タイミングと感染者数の増加がピッタリ一致していますから…。
絶対に関係があると思うのです。
コロナからの難を逃れるのなら、
『感染者の悪口を言わない』
『三密を避けて生活をする』
『手洗いうがい、消毒をきちんと行うこと』
『鼻まで保護するマスクで、口と鼻を保護』
『神や仏やご先祖様に感謝をすること』
『他人に対して、思いやりや感謝が出来ること』
『自然に対して、思いやりや感謝が出来ること』
たぶん、上記の条件がすべてそろえば
自然界から恨まれず、守護が働いて、難を逃れられると思うのです。
『自然にも、他人にも、感謝ができない』
というのが、現代の人々の持つ、大きなカルマみたいですから。
試しに、コロナウィルスで苦しんでいる方は
一日の終わりに、
なんでもいいので、なにかに対して
『ありがとう』とお礼を言ってみて下さい。
症状が少し軽減されると思うのです。
ウソだと思うのなら別にいいのです。
信じてくれる方だけ信じて下されば。
強制や強要は一切致しませんのでご安心下さい。
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登場人物紹介
クラール/主人公
火星の隕石アレースの4人姉弟の次男。
火星と地球の融合物質モルダバイトに宿る精霊。
16歳。緑の光が差し込む銀髪がポイント。
モルダバイトの宝石のような瞳を持つ美少年。
とても優しいのだけど、たまに口が悪い。
アレース/大王(もと大魔王)
クラールの父親。火星の隕石。もと荒れくれ者。
2020年台風12号ドルフィンを呼んだ張本人。
最初は最低最悪な魔王だったのだけれど…
電磁波をゼロにしたら、ほぼ無力化に成功!
性格も温厚になり、優しいところまである。
あまりにも魔力が弱まり過ぎて、頼りない感じになってしまいました💦
ロック/火星の保安官の精霊
優しい性格をした、西部劇の保安官姿のイケメン。
アレースの奥さん(現在も火星に滞在)に
『旦那が暴れたらヨロシク!』
と言われ、地球にやってきた。
拳銃と縄と手錠で悪者と戦う!
……でも、今回は電磁波をゼロにしていたので、あまり活躍できませんでした💦
ニケ/クラールのお姉さんの精霊
アレースさんの長女。
火星生まれのパラサイト隕石の精霊。
美女。だが勝気で男勝りな性格。
怒らせると、物凄く怖い!!
ケイ/クラールの弟の精霊
アレースの末っ子。
じゅらいが持つアレース姉弟の中で一番優しい子。
正義感が強く、子供向けアニメの主人公的な性格をしています。
ポケモンのサトシとか、アンパンマンのアンパンマンとか。そういう類の性格と性質。
外見的には、あんまりイケメンでもないため、さしずめ忍たま乱太郎の乱太郎的なポジション。
アレースさんの子供の中では、長男のモルダさんが一番優しくて温厚な性格なのだけど、別のおうちに住んでいます。
オルゴニャイト/総司令官の精霊
ネコ型のラピスラズリのオルゴナイト。
ラピスラズリ色の体に金の瞳を持つネコ。
あらゆる天然石の能力を熟知しており、どう使えば希望が持てるのかを、指示してくれる、頼れる存在。
二本足で立つネコを想像してもらえれば…。
外見も喋り方も、とってもキュート💕
モリオン老師/モリオンのブレスレットの精霊
ケアンゴームに近いモリオンと鑑別された、モリオンのブレスレット。
しかし!その浄化能力は、正真正銘のモリオンよりも強くて、長い時を生きているためか、時々アドバイスをしてくれる存在。
ビジョンのフェナカイト/アイテム扱い
ロシア産原石タイプのペンダントトップ。
台風12号の件が終わったあとに購入しました。
ビジョンにアクセスされるクラールには、とても心強いアイテム。
アイテム扱いですが、メッセージは読み取れます。
じゅらい/ブログの管理人
魂のメッセージを時々受け取る事ができる。
神様、精霊、妖怪、幽霊、物の記憶の断片などなど。
クラールには出来ない人間の魂を成仏させることが、他の天然石のパワーなどを借りながら行う事ができる。(……成仏出来ない魂もある)
悪霊と言っても、悲しい思いをしている魂は、わたしが成仏させてあげるしか無い!!
……って、わたしに任せて大丈夫なの?!
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* * *
2020年10月4日
日本の中心部東海地方。とある場所。
クラールは地中界のボスであるガイアという大地の精霊にさらわれていました。
そのため、モルダバイトのペンダントトップは魂が抜けた状態でした。
じゅらい
『……ガイアと一緒になったら…
地震が来なくなるのかな…。
私達のために……クラールが……』
ショックで何を言ったらいいのかわからず
ただ、自然と涙がこぼれ落ちてしまいます。
そんな時、クラールのパパのアレースさんが、
アレース
『台風14号を止められるのはクラールしかいない』
と、絶望的なセリフをキッパリと断言したのです。
アレース
『台風14号はドルフィンよりも大きい。
あれを止められるのはクラールしかいない』
じゅら
『ちょっと!おじさん、どうするの!?
クラールさんがいなかったら……』
アレース
『ああ。日本は終わりだ』
チーーーン。と心の中で、りんが鳴り響く😭
挙げ句の果てに、木魚の音まで聞こえそう💧
……冒頭からショックでしょう?
こんな始まり方だったんですよ。
台風14号のお話は……orz
そこで、天然石達は会議をし始めました。
モリオン老師
『クラールに帰って来てもらわねば困る』
ロック
『でも、地中界から連れ出してしまえば
地盤が緩んで、今度は……東海地方が……
ほら、南海トラフが直ぐにでも発生して
日本を助ける前に、俺たちが、おしまいだぜ?』
ケイ
『なら!ぼくがお兄ちゃんの代わりに行くよ!』
アレース
『却下。色気なし、かわいくなし、美人でなし。
第一、ガイアはお前なんぞ、何とも思わぬだろう』
ケイ『……ぐすん。ひどいや…😓』
ニケ『それなら、私が!』
アレース
『いや。お前は気が強すぎるからして…
いろんな意味でガイアは気に食わないだろうな』
ニケ
『じゃあ、どうするの!?
クラールがいなければ、
日本を護れないのでしょう?
……どうすれば……』
モリオン老師
『地面の事は地面に詳しい天然石に、相談できれば良いのじゃろうが……』
しかし、その代償は、わたしにとってはものすごく大きくて…。大変なショックを受けてしまいました。
でも、そのショッキングな出来事があったからこそ、クラールさんが助かったのは事実です。
さらば!!
じゅらいの愛しのサファイア皇子!!
。・°°・(>_<)・°°・。
もう、なんで、こんなに悲しいのでしょう!!
涙よ……止まれ!!
あれ? 止まんない…。うわぁああん!(号泣)
こうして、
クラールさんが復帰する事が出来て
10月4日が終わりました。
それは……台風が発生する前日の話でした。
* * *
2020年10月5日
この日、
台風14号チャンホンが日本の南に発生。
時刻は朝9時。
アレース
『これだ。特大の台風と私が言っていたのは、この台風14号の事なのだ。
これは、12号の比では無い!!
日本を滅ぼしかねない驚異の存在となろう!!
……これを止められるのは、クラール。お前だけだ』
クラール
『えっ?俺だけ…?どうして……(少しうろたえながら)』
アレース
『魂をなだめる事ができるのは、お前しかおらぬからだ』
クラール『なぜ?』
アレース
『理由はいずれ、わかるだろう。
……ともかく、今回の台風チャンホンは厄介だ。
もしかしたら、お前でも太刀打ち出来ない相手かも知れぬ』
クラール『えっ!?(ショックで青ざめ)』
オルゴニャイト
『実は……ボクもイヤな予感がするんだにゃ』
ロック『マジかよ。勘弁して欲しいぜ…』
ケイ
『……ぼく、こわい。こわくて…たまらない(ガタガタと震えながら、うずくまっている)』
ニケ
『よしよし。いい子、いい子(ケイの頭を優しく撫でながらなだめる)』
クラール
『俺は行く!(ザッと立ち上がり、キリッと凛々しく前を見つめながら)
俺にしか止められないのら、行ってやるぜ!!』
ケイ
『お兄ちゃん、カッコイイ!!😄✨』
アレース
『よく言った。それでこそ私の息子だ!』
ニケ
『バカ!今回の台風は規模が違いすぎる!
アンタ一人で、どうしようっていうのさ!?』
クラール
『……俺は台風ドルフィンから日本を救った過去を持つんだぜ?(ニヤリと笑いながら)
チャンホンも、俺がぶっ倒す!!』
アレース
『では、行こう。息子よ。
私は心を入れ替えた。
そのかわり、パワーが抜かれておるからして…
上手くチャンホンにアクセス出来るかどうかは、わからぬぞ』
クラール
『それでも、やってみるしかねェだろ、親父!
俺は、台風チャンホンと体面する!!』
アレース
『ならば、決行だ!!いざ、アクセス!!』
ブンッと台風チャンホンのいる日本の南に彼らは、魂を飛ばしてワープした。
魂を飛ばした存在なので、ここからは天然石自身ではなく、霊体の姿となります。
アレースはおじさまに。クラールは美少年に。
それぞれ姿を変えて、日本の南の海にやってきました。
台風14号チャンホンは、バチバチバチッとものすごい稲光を放っていました。
それそのものがプラズマのかたまりで出来ているような外見をしていました。
アレース
『それでは、息子よ。あとは頑張れよ』
えっ?!息子を置いて、どっかに行っちゃうのですか、アレースさん!!(じゅらいの心の声)
まあ、でも、魔法や能力をあまり使えないアレースさんが、これ以上、クラールの役に立てるとも思えません(←なんて失礼な!)
クラール
『あ。……行っちまったか…』
クラールは目の前のプラズマのかたまり…。
バチバチバチッと電光石火を放つ、この巨大なプラズマのかたまりの前に歩み寄った。
クラール
『台風チャンホン!俺様の声を聞け!!』
次の瞬間、稲光がクラールの腕を直撃!
バチバチバチッ!
衝撃と共に遅いくる、猛烈な腕の痛み。
クラール
『うぎゃあああっ!!』
思わず、クラールは悲鳴をあげてしまいました。
次に自分の腕を見た時は、その右腕が真っ赤に焼けただれておりました。
クラール
『……くっ!な、なんなんだ…。
このバケモノは…』
思わず立ち尽くしてしまうほどの、あまりにも強大な敵。
クラールはこれまで一度も、このような恐ろしさ…。
そう、近づくことすら出来ない、恐ろしいエネルギーを持つバケモノと体面した事がありませんでした。
クラールは最近手に入れた、ビジョンを切り離す事のできるフェナカイト(原石タイプのペンダント)を握りしめました。
クラール
『切り離せ!ビジョン!』
パシュンッ!
次の瞬間、火傷の箇所だけ映像が浮かびあがり、その映像だけが消滅しました。
それと同時に、腕のケガは何も無かった状態に戻っていたのです。
バチバチバチッ! バチバチバチッ!!
電磁波…プラズマ、そういうエネルギーが大集結して、再びクラールに襲いかかるタイミングを見計らっているようでした。
クラール
『お前は……何が望みなんだ?
日本を海に沈めたいのか……?』
バチバチバチッ! バチバチバチッ!
クラール
『……話も出来ないってか?(あまりにも絶望的過ぎて、皮肉的にペロリと舌舐めずりをする)』
ビジョンのフェナカイト
『私に任せてください。
クラール。ペンダントの私を握りしめて、瞳を閉じてください』
クラール
『えっ?』
ビジョンのフェナカイト
『良い考えがあるのです』
言われたとおりペンダントを握りしめて、クラールは瞳を閉じました。
ザザーーーンッ!!
次の瞬間、クラールは、真っ暗な空間から海上に浮かんでいました。
クラール
『なっ!?なんだ、コレは!!』
ザザーーーッ!!
クラールが驚くのと同時に、大津波と大嵐が日本大陸にやってきました。
クラール
『あっ!日本が!!』
ザザーーーッ!!
次の瞬間、大津波がやってきて…
日本大陸が一面、海の中へと沈んでしまいました。
クラールが、嘆きの声を発する前に……
台風チャンホン
『……そ、そんな!!そんなバカなっ!!』
あれだけ、ピクリともしなかったチャンホンですが、驚いたような声を突然あげたのです。
台風チャンホン
『私は……私は……!!』
クラール
『日本のみならず、地球すべてを海に沈める!』
ザザザーーーーーンッ!!
高波が起こり、世界の大陸という大陸が飲み込まれていきます。
台風チャンホン
『頼む!!もう、やめてくれ!!』
『孫よ!孫娘!!わしゃあ……っ!』
クラールは驚きました。
チャンホンの中から、微かに人間の魂の存在を確認したからです。
台風チャンホン
『私は、世界を滅ぼしたいとは、思っていない』
クラール
『ビジョンのフェナカイト!能力を解除しろ!』
その瞬間、海に沈んだ大陸が蘇り、もとの状態に戻りました。
台風チャンホン
『……そうだ。私は日本を滅ぼしたいなど…』
『孫よ!わしじゃ!助けてくれ!』
クラール
『やっぱり、人間の魂が混ざっている気がする!』
バチバチバチッ!!
相変わらず、雷光が凄まじくて全く近づく事ができません。
オルゴニャイト
『電磁波放電カードを使うのにゃ!』
クラール
『OK! 食らえ!電磁波放電カード!』
バシュッ! バシュッ! とある程度放電。
すると、おじいちゃんの霊の存在を発見しました。
どこかのおじいちゃんの魂
『わしゃあ、孫に逢いたいのじゃが…
このままでは、ここに縛られていて、逢いに行けない…』
オルゴニャイト
『もう少し放電カードを使って、プラズマを減らすにゃ!』
クラールは言われるがままに、電磁波を減らすと、ようやく、おじいちゃんの魂は、ひょこんと一人だけ、あのプラズマのかたまりから抜ける事ができました。
クラール
『よし! これなら、OK!!
人間の魂のなぐさめなら……じゅら!頼む!』
-日本の中心部、中部地方のとある場所-
その瞬間、わたし(じゅらい)は、クラールから意識が離れて、現実世界へ戻り、霊を成仏させるために、道具を用意して意識を集中させました。
じゅらい
『さぁ、おじいちゃんの魂よ。
しあわせに、おなりなさい!!
お孫さんに逢いに行けますように……』
精一杯の真心をこめて、お経を唱えました。
すると……
どこかのおじいちゃんの魂
『ああ…。ありがたい…!!
これで…孫に逢える…』
とても心地の良い魂となり、成仏されたのを感じました。
夢の中で台風に直接アクセスしていたクラール達も、現実世界へ戻ってきました。
クラール
『よっしゃーっ!!これで、万事解決!!』
オルゴニャイト
『やったにゃ!!ヽ(*^ω^*)ノ
これで、少しは希望が持てたにゃ!』
じゅらい
『はぁ…。疲れた…(成仏させる時に霊力を使うようで、少し疲れてしまうのです💦)
これで、少しは威力が弱くなればいいのだけど……』
そして、この日は、深夜の3時を回っており、
大変眠かったので…
そのままベッドで横になりました。
次回へ続く!