2024年4月8日(月)
ギャージン旦那と大学病院に行ってきました。
明日から始まる免疫療法のための事前血液検査で採血するも、途中でどうにもこうにも血が出てこなくなり、反対側の腕から再採血。
注射が大の苦手なギャージン旦那はこの時点で、めちゃくちゃにブルー
お注射点滴が大好きな私は食い入るように見学
精神的ダメージにより多少ふらついていたギャージン旦那でしたが、治験ドクターとの予約時間までは1時間以上の空きがあったので、アジアンスーパーに買い物に行くことに。(ギャージン旦那の提案です)
無事買い物を終え、さあ面談かと思いきや、
治験データ用の血液が必要なので採血します
大小様々なサイズのスピッツ7本くらい取られ、ギャージン旦那、さっきよりふっらふら…
椅子から1発で立ち上がれない
さっきの採血の時は笑ってた私も流石にギャージン旦那が可哀想になってきました
そしていよいよ治験ドクターのお出まし。
こちらの治験ドクター、我々が在住する某ヨーロッパ国出身の母親とスコットランド人の父親を持つ女性医師。
スコットランドとイングランドで育ち、医学を学ばれたとのこと。
第一言語が英語のギャージン旦那はとても嬉しそうでした
やはり母語で会話できるのは嬉しいよね
肝心の面談内容。
本日のギャージン旦那は血圧がお高め。
147/97とかそんなだったかな?
明日の免疫療法には差し支えないけど、今後自宅でも血圧を測ることをお勧めされました。
そしてずっと聞きたかった、遺伝子型について。
ギャージン旦那の型は
・MSS
・KRAS 野生型
・NRAS 野生型
・BRAF 変異型
余命については今回も私が出しゃばって聞くことも出来ず…
代わりに抗がん剤について聞きました。
私:
3年前のオペ後にファーストラインとしてCAPOX。今回セカンド?としてFLOX+オプジーボの治験。この後、抗がん剤や免疫療法のバックアップは何個くらいあるんでしょうか?3つとか4つとか…
治験ドクター:
参加中の治験では約50%が治験続行不可になると考えられています。続行可能だった50%の内、約10%の患者に効果があると第1相治験でのデータがあります。
治験から脱落した場合や効果がなかった場合、CAPOX療法、FLOX療法と同じくオキサリプラチンをベースとした、しかしもっと強力な療法をします。ふぉるふぉ…なんちゃらかんちゃら療法です。(私が忘れただけで治験ドクターはちゃんと説明して下さっています)
え、もう、それしかないの?
と思いましたが、口をつぐみました。
お察し…状態でした。
呑気なギャージン旦那だけが、謎のジョークを繰り広げたり、アメリカの友人ががんで余命半年って言われてからもうすでに3ヶ月だから会いに行きたい!とか言い出し、ありとあらゆる観点から行くのは今ではありませんと説明されてたり…
ギャージン旦那、結構ヤバめな状況なのわかってるのかなぁ
明日は免疫療法初日です。
私も付いて来るように指示がありましたので、行ってきます。