某東南アジア出身の年下同僚がいる。


昨年、彼の母国に住んでおられるお父様に大腸がんが見つかった。

うちのギャージン旦那と全くの同い年であるお父様である。


年下同僚はお国柄的なこともあり、がんが発覚するずっと前から母国の家族を金銭的に支援してきていた。


毎月の生活費援助に加え、公立病院で順番待ちをしていると手遅れになると私立病院を選択した医療費も、年下同僚の肩に重くのしかかる。


年下同僚は年下同僚で数年前に結婚し、子供も産まれている。


お父様のガンは既に大腸を突き破っていたらしい。


だけどそのままにしておく訳にもいかず、手術。


その医療費にと約100万円を振り込んでいた。


今までと同額の生活費に約10万円を医療費として上乗せして毎月仕送りしているという。


本当に生活がキツいと半泣きになる年下同僚。



某ヨーロッパ国で医療費はほぼ無料、長期休職しても社会保障でお金の心配だけはほとんどないけど、親・親戚・兄弟、誰もいない国でこれからどうなるんだと途方に暮れかけている私。




2人して



どーしよーもねーわなーーー笑い泣き



と各自持ち場に戻った。