本日7月25日にグランドオープンする大規模商業施設があります。

横浜は横浜でも、泉区という横浜駅周辺やみなとみらい地区からは20分ほど離れた場所で、相鉄線やブルーラインという地下鉄に乗らないといけない場所にできる施設があります。

相鉄が本格的につくるはじめての郊外型ショッピングセンターです。

ただ、郊外というのはちょっと表現としてはあっていません。

横浜の郊外にありながら、相鉄線ゆめが丘の駅前にできたのです。

おそらく本日、駅の施設側改札がオープンし、本格的に駅前の郊外型SCがオープンします。

私は一足先にプレス内覧会に参加してきました。

129店舗のテナントと、テナント数は多くはありませんが、小さくもありません。

地域に根差したいい施設が作られていました。

中でも私が注目しているのが「地域のハブ」をめざすというゆめが丘ソラトスのコンセプトです。

地域の方々のためになるような施設を作るとして、施設内にも本当にたくさんの地域住民のためのスペースを大胆に配しているのです。

屋上のそうにゃんパーク

ライブキッチン　ソラトス

施設1F中央の階段広場

とにかくどのフロアにも地域住民が集まったり遊べたりする施設があります。

屋上のそうにゃんぱーくはその典型で1000坪の屋上の遊び場です。

もちろん無料で、しかも営業色を完全に排除しています。

広告は一切ありませんし、飲食や物販もありません。

遊具があるだけで、地域の方々がいつでも使える地域の公園のような場所です。

普通ならここも場所を使っているわけですからテナントを誘致したくなります。

カフェを屋上にいれたり、広告看板をつけたり、お土産を販売したり、ガーデニングの店舗をいれたりしたくなりますが、ここには一切ありません。

あるのはただの遊び場。

なかなかここまで大胆にスペースを使うことはできません。

また1Fには地域の方々や地域の店を呼んでライブキッチンをやったり、料理教室をやったりイベントスペースとして使えるようなキッチンがあります。

この日は地域で有名なシェフを呼んでのキッチン教室をしていました。

1Fには大胆に階段をつくり、ここでさまざまなイベントができるような場所にしています。

他にも各階にベビーおむつ替えスペースを設けたり、地域のイベント、POP UPスペースをを設けるなど、とにかく地域の方々のための施設になっています。

これからの商業施設はこのような地域のための憩いの場にならないと生き残れないと宣言しているかのような施設です。

相鉄は横浜を横に結ぶ路線。

わりと地味(?)な鉄道会社です。

しかしその沿線上には地域に密着した商店街など、地元では人気の街がいくつもあります。

東急や京急とはまた違う地域色の強い鉄道会社です。

だからこそ、相鉄らしい地域に溶け込むような商業施設をつくるという軸ができたのだと思います。

これからの商業施設として注目したいと思います。

近いうちに同施設について詳細レポートを別の場でしたいと思います。

今日も地域に密着していけるいける!!

横浜の泉区にできるソラトスゆめが丘は地域住民のことをトコトン考えた施設