会社の近くの郵便局に荷物の発送をするのに立ち寄りました。

この郵便局は東京の中でも比較的新しいことに取り組む郵便局として有名(?)です。

ローソンの1号店が出店したのもここ。

立地がわりといいのに敷地も広く、店舗としても大きな郵便局であるため、新しいことをやりやすいのだと思います。

この郵便局で作業をして帰ろうとした際にふと目をやると、そこには見慣れない売り場ができていました。

封筒、はさみ、プチプチなどをまとめた売り場。

フリマサービスやネット通販の発送などで利用する梱包関係の資材をひとまとめにした売り場です。

こんなもの今まで売っていたかなという商品です。

もしかしたら打っていたのかもしれませんが、コーナー展開されているのは初めて見ました。

郵便局も売る気だなと感じる売り場です。

あわせてその隣にはもっと見慣れない売り場が。

なんと。レトルトカレーコーナー。

「yoyogi　カレーフェア」と書かれています。

職員の中に誰かカレー好きの方がいるのかもしれません。

さまざまなレトルトカレーが品揃えされていました。

仲にはゴーゴーカレーや国技館カレーなど、ご当地商品的な物もありました。

さすがにこんな商品を郵便局で見たことかありません。

その裏には今までも郵便局で販売していたようなポストカードなどが棚に陳列されて売り場が作られていました。

まだまだ売り場としては弱いですが、それでも今までになかった売り場が新規でできていることを考えると、郵便局として売り上げをとろうとしていることがわかります。

平成19年の郵政民営化をきっかけに、郵便局も何か売り上げを独自であげていくことを求められてきました。

それが行き過ぎて問題になったこともありますが、一番力がはいっていないのが店内の物販強化です。

こういうものを仕入れて販売するのには手間がかかるのでやりづらいのだと思いますが、私はもっと物販をやればいいのにとずっと思っていました。

実は以前から郵便局では店内物販強化のための仕入れ会社をつくり、地道に仕入れをしてきているのです。

(株式会社郵便局仕入サービス)

ここが卸会社のような立ち位置で郵便局の代わりに商品を仕入れて、郵便局に販売して、郵便局がそれを店頭販売するという流れです。

こうした仕入会社が存在し物販強化しようとしています。

まだまだ小売りとしては未開の地です。

23705局。

これが郵便局の拠点数です。

東京だけでも1472局あります。

これだけの拠点数を活かさない手はありません。

あらためてこれからの郵便局物販強化を考えていく機会がきたのではないでしょうか。

今日も郵便局で販売していけるいける!!

郵便局は物販売り場を強化しようとしている