ガンプラ人気は続く。

プラモデル市場は拡大が続いていますが、プラも人気を引っ張っているのはガンプラ。

機動戦士ガンダムのプラモデルです。

お客様のところでもガンプラを商品として扱っていて販売しているのですが、ここ数年ずっと売れ続けていて、品切れで販売できないこともたびたび起こります。

国内でもかなりの品ぞろえをしている店だと思いますが、それでも入らないということですから、今のガンプラ人気が多年齢にわたり、全国に広がっている様子が見て取れます。

国内プラモ市場の4割は「ガンプラ」。

ブラモ市場は630億円(22年度)ありますから、ガンプラだけで250億円売れていることになります。

ひとつのシリーズのプラモで250億円という金額はなかなかすごいものがあります。

戦車や飛行機なども人気はありますが、やはりダントツはガンプラ。

特に、最近では上級者向けのガンプラが人気だと言います。

確かに私の知り合いでもガンプラを極めている人が何人かいます。

こだわり具合がすごすぎて私にはわかりません。

しかしその作るガンプラはもはや芸術作品レベル。

大人の高尚な趣味の一つと言っていいでしょう。

この上級者向けにガンプラはどんどんリアルさを追求しています。

1万円を超えるパーフェクトグレードシリーズ。

たとえばこのガンプラ。

(写真　プレミアムバンダイHPより)

(以下、サイトより一部抜粋)

「ＰＧ 1/60 ストライクフリーダムガンダム」が登場！
●スーパードラグーン展開状態ではPG史上最大級のサイズに
●関節部には新機構を採用。関節保持力の向上により、思いのままのポージングを楽しめる
●角度調整可能な専用ベースが付属

(以上ここまで)

この商品。27500円です。

プラモデルもついにここまできているのかと驚く価格です。

しかし調べてみると2万円台はまだ安い方で、5万円、6万円近い商品もあります。

プレミアムなパーファクトグレードを求める人が多いのです。

1万円以上する新商品が10年前に比べて3倍以上に増えているということです。

ガンプラはこの10年で、確実にファンを増やし、子どもから大人に、よりマニアックに、より本物へとシフトさせて、市場を拡大させているという、とても上手な販売拡大をしています。

通常、考えたらプラモ市場はもう縮小していてもおかしありません。

子どもだけを対象にしていたならプラモは縮小していたでしょう。

しかしすでにプラモの市場は大人が対象。

80年代にプラモを作っていた人たちが大人になってもそのまま作り続けています。

子ども時代には親にせがまないと買えなかったアイテムが自分で買えます。

こだわる人は使う筆、エアブラシ、やすり、接着剤などにもこだわります。

塗料も重要です。

またさらにこだわる人は作成ブースなども家に作るとか。

プラモだけがあればいいのではなく、それをつくるための環境整備も含めたらプラモ市場は非常に大きいのです。

ガンプラのようなロングセラーブランドは強い。

しかしそれをうまく活用していと、成熟せずにね安定成長させていくことも可能です。

今日もガンプラでいけるいける!!

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