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MEDIA NEWS
昨日のIT mediaビジネスオンラインで最新連載記事が公開されました。
ヤフートピックスにもはいりたくさんのコメントをいただいたようです。
ありがとうございます。
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さて、昨日、初めて麻布台ヒルズに行ってきました。
森ビルが地下鉄日比谷線の神谷町近くに開発しオープンして話題になったあの施設です。
1989年には開発計画があがり、それからじっくりと開発を進めてきたものらしい。
なんと300人の地権者と対話しながらの開発だったようで、その開発の困難さや目に見えないご苦労は想像できないほど大変だったろうと思います。
虎ノ門や六本木などに囲まれたこの場所に、よくぞこんなに大規模な施設を作ったものだと行って初めてわかりました。
麻布台ヒルズは商業施設ということではなく、ひとつの新しい街になっています。
住居やオフィス、学校、その中に商業施設やアート空間など、さまざまな施設が混在しています。
それが東西に長く続く施設となっていて、地下から地上にエスカレーターや階段、エレベーターなどでつながっています。
私は初めてだったので、いま自分でどこにいて、どこに歩いているのかもよくわかりませんでした。
とにかく迷路。
なかなかこの迷路感は分かりづらいものでした。
ここは居住者のための施設なので来街者にとってはわかりづらくてもいいのかもしれません。
商業施設もその意味ですべてをまわりきれませんでした。
どこに店があるのかがわからない。
とにかく歩いてまわり、確認していくしかなかったので、行きたかった店には行けませんでしたが、新しい発見もありました。
中でも「麻布台ヒルズマーケット」というデパ地下のようなゾーンがあります。
食品スーパーとして明治屋がはいっているあたり「ちょっとほかの施設とは違いますよ」というテナントリーシングになっていますが、入っている専門店が百貨店にもでていないような店がはいっていたりしてとてもおもしろい構成でした。
ただし普段は買えないような、高価格帯商品が本当に多い!!
その中でもおもしろい売り方だったのがぬか漬けです。
完全にインバウンド向けに売っていますが、日本人の女性客が並んで買っていました。
こんな陳列。今まで見たことがありません。
ぬか漬けと言えばもっと田舎くさい感じで、大きなバケツのような容器で、ぬか漬けっぽく販売しているのが普通なのに、さすが麻布台ヒルズ。
まるでスイーツのような売り方。
さらに英語表記で「日本のピクルス ぬか漬け」と紹介されています。
見ると1個400円近いぬか漬けがたくさん売られていました。
見たことがないぬか漬けも多い。
これおいしいのかなあというようなぬか漬けもありました。
しかしよく売れているようでした。
ぬか漬けを麻布台ヒルズで売る。
一見すると?ですが、このくらいの商圏で、富裕層やインバウンドが多く訪れるような立地だからこそ、ぬか漬けのような日本の古い商品は売れるのです。
普通に商売をすることを考えたらなかなか難しいですが、このような場所にもってきて売り方を変えることで、古い物が生き返ることがあるなあと見ていて実感しました。
お茶や醤油、だしやみりん、酢、酒、お米など。
昔ながらの商品を素敵に販売している場面を見かけました。
日本ならではの物を販売するのに麻布台ヒルズは最適な場所なのです。
そんな目線で見ると麻布台ヒルズはおもしろいと思います。
今日も新たな売り方を考えていけるいける!!