ハンドボール日本代表のオリンピック初戦がありました。

久しぶりにハンドボールの試合をまるごとテレビで見ましたが、興奮する試合でした。

クロアチアという古豪相手に負けはしましたが1点差。

試合終了直前に逆転され負けました。

しかし前半は5点差で勝っていたのですから、もしかしてこのまま勝ち切れるかと思いながら見ていました。

残念でしたが、久しぶりにハンド日本代表の素晴らしい試合を見ることができました。

 

(写真 J:COMより)

 

私も高校時代、一時期、ハンドボールをやっていました。

昔はハンドは背が低くてもやれました。

サイドと言って、相手ゴールのはじっこあたりから切れ込んでシュートを打つというキーパーにとってはとてもとりづらい角度からボールがくるのでとりにくいのです。

だから小さくてもやれました。

 

昨日の試合を見ていると日本選手もみんな大きい。

170センチ台では小さい方で、190センチなんていう選手もいます。

だからか、この写真のように、ボールを軽く片手で持てる。

片手でボールをキャッチできるし、バウンドさせてパスしてきたボールもそのまま片手でつかみそのままシュートにもっていける。

 

簡単なように見えますが、片手でボールをコントロールできるためには、単純に手が大きくなければだめです。

私なんかは手が小さいのでボールを掴めませんでした。

背が大きい人は手もわりと大きいので、たぶん今の選手たちはみんなボールをがっちりつかむことができるのでしょう。

自由自在に扱っている日本の選手を見て、今は海外選手のようにボールを使えるようになっているんだと感心していました。

 

ハンドはサッカーとバスケを足して2で割ったようなスポーツと昔はいわれていました。

バスケのように珠を持って歩ける(3歩まてせ)し、パスやドリブルでつないでゴールに投げ込んでいく姿はサッカー的です。

 

攻守交代が激しく、コートはバスケよりちょっと大きいくらいですが、行ったり来たりするので本当に大変なスポーツです。

ゆっくり攻めている時間に休み、速攻に移れる準備をしてすぐに攻めていきます。

そのメリハリがおもしろい競技です。

日本人に合っているスポーツなのではないかと私はずっと思っています。

 

日本代表はシュート力もあり、速攻もでき、なにしろ相手の嫌なところにはいることができていました。

また、相手の攻撃もキーパーのスーパーセーブで何度もしのいでいました。

しかし最後は相手のサイド攻撃が連続し、やられてしまいました。

 

ただ、自力でつかんだオリンピック。

それだけの力がついたということです。

海外で活躍する選手も増えて、個の力がついてきているようでした。

 

ある意味、マイナーなスポーツです。

サッカーなどのように注目されているわけではありません。

競技人口も少ないですし、なにしろ高校でハンドボールのチームをもっている高校が少ない。

そんな中でやってきた選手たちが自力でオリンピックの切符をつかみ、世界の強豪と戦えていること自体が素晴らしい。

 

次はドイツ戦。

こちらも強豪ですが、このようなチームと戦う試合を見れることが幸せです。

やっぱりオリンピックはいいですね。

 

日本らしい攻撃と守備でハンドを応援していけるいける!!