ホワハラ という言葉があるのだそうです。

 

ホワイトハラスメントとは、

上司や先輩が部下や後輩に対して、過剰な配慮の下で業務のサポートや業務量を調整し、結果的に部下や後輩の成長機会を奪うこと

だそうです。

 

ブラックではない。

仕事を強要するわけではない。

ホワイト。

でも仕事を奪われることによって、やる気がなくなるというものです。

マイナビが中途入社1年目以内の社員に聞いたホワハラに関する調査では13.6%の人が経験があると答えていて、そのうち7割が1年以内の転職を検討しているのだそうです。

調査結果ではホワハラを受けたことがない人が72%ですので、ほとんどの中途の人はホワハラ経験はないのですが、少しずつ増えているホワハラが「早期離職を誘発している」ことから各企業は注意し始めているようです。

 

ホワハラ 上司と部下の会話風景

(写真 アマナイメージズ)

 

「仕事が途中なのにもかかわらず、定時だから 帰るように 言われた」

「先輩が先回りしてすべて行ってしまった」

「もっとやりたいのにやらせてもらえなかった」

など、ホワハラの内容を見ると、やる気をそぐ、向上心をつぶすような仕事のさせ方を指しているようです。

 

しかしこれ、会社の上司に求められていることとして、「必要以上に最初から残業させないように調整しろ」と人事に言われていたりするわけです。

それにしたがっただけなのにホワハラと言われたり、「入ったばかりなので」と気を遣って話したらそれがホワハラなどと言われかねません。

 

こんなことが広がったら、きっと上司は「パワハラと言われたりブラックと言われないように注意してやっているのに、今度はホワハラなどと言われる。いったいどうしたらいいのか」となる人もいるでしょう。

 

まさに、そんな状況が今なのです。

 

しかし、これ、と言うか、パワハラとホワハラの多くは、だいたい「やりすぎ」が原因です。

パワハラも、大きすぎる声や圧迫しすぎる詰め方がパワハラになるのです。

ホワハラも必要以上に気を遣いすぎるからなるわけです。

やりすぎなければそんなこと言われません。

しかしその加減がわからないのです。

なぜか。

それは、「相手との距離感がわからないから」です。

 

ふだん、そこまで話をしていないのに、いきなりつめたり、いきなり優しくしすぎたりするからこうなるのです。

コミュニケーションの基本である、「相手に自分の言っていることを伝えて相手の言っていることを正しく理解する」ということができていないのに、いきなり〇〇をやれとか、〇〇はするなと言っても、単なる命令、強制にしか聞こえないでしょう。

これでは文句も言いたくなるものです。

 

誰と接するにしても、相手との距離感が大切です。

その関係性がないままやろうとし過ぎることにすべての問題があります。

 

人間関係はそんなに簡単にできるものではありません。

そこに効率を求めようとしている人が多いのではないかと私は思います。

 

こんなことに注意しすぎたら「何もしないのが一番のマネジメント」なんて言い出す上司がたくさんでてきてしまいます。

それではもっとだめになる。

 

会社のマネジメントはかかわってなんぼです。

まずは上司も部下も、必要なコミュニケーションをとりましょう。

ハラスメント云々はそこからの話です。

 

今日も適度な距離感を知っていけるいける!!