今年の東京手の花見のシーズンも何度かの雨によって、あっという間に終わってしまいました。

桜の季節がくると春だなあと感じるものですが、春、桜となれば、花見というのが日本の娯楽のひとつ。

春の桜を見ながらの宴会シーンも日本の「伝統芸能」のような感じで、毎年、席取りをする若手の姿がニュースでとりあげられたりしました。

しかし、最近はそのような姿が減り、お花見も大人数での宴会から、少人数や、おひとりさま花見へと変化しているようです。

 

インテージの調査によると、26年の花見の市場規模は2341億円。

25年から2割減少したようです。

 

花見にお金をかけたくない かけない人が増えています。

これは、花見が、みんなで盛り上がるパーティーのような非日常イベントから、もっと普通に花を見て歩くような日常イベントへとシフトしつつあることを意味していると思います。

 

よくよく考えたら、会社の若手が花見のために、早朝から席を取りに行くということを依頼できるような時代でもありません。

また、みんなで明るいうちから飲んでいる暇があるなら仕事をしたい人も多いでしょう。

そんなお金を使うことに抵抗を感じる人も増えているのだと思います。

 

私は花見でパーティーのようなことをした記憶が一度しかないのですが、毎年、近所の公園に咲いている桜を眺めながら散歩するのが毎年の小さなイベントです。

今年はそれもできなかったので、出張先の千葉方面に向かう総武線の車窓から、きれいな桜を眺めたことと、これも出張に向かう車の中から千鳥ヶ淵のきれいな桜を見たのが今年の花見です。

 

お金は使いませんでした。

こんな感じで花見を過ごす人が増えてきたということでしょうか。

ひとり花見にシフトしていることに、スーパーの売り場も変化しています。

 

できれば店としては団体、大人数向けに売りたいところですが、そうも言っていられないので、少人数や一人でも楽しめるような売り場を作っています。

そのひとつがイオンが展開し始めた、焼き鳥のばら売り売り場です。

 

イオンのばら売り焼き鳥串陳列

(写真 ヤフーニュースより イオンの焼き鳥ばら売り売り場)

 

現在100店舗で展開しているそうですが、今後全国のイオン店舗に展開を広げていくようです。

たれと塩の両方があり、希少部位もいれた焼き鳥のばら売り売り場。

1本から買えて、1本100円。

これならおひとりさまでも気軽に買えるし、ひとりで公園を散歩しながら、焼き鳥2~3本と缶ビールで500~600円でおさまります。

 

こんなおひとりさま花見需要はこれからも伸びていくでしょう。

 

いまは原油高が続いていて、ほかの家計にかかる出費も増加傾向。

物価高は続き、金利上昇傾向。

ホルムズ海峡完全開放 というニュースが出る一方、まだ実際にはタンカーが通過していないという話もあり、情報も錯綜しています。

早急な解決がされることを望みますが、実際にはまだどうなるかわかりません。

 

となると、やはり今年の後半は、支出を調整しながら、節制して過ごすようになるでしょう。

GW、夏休み、秋の行楽、運動会、お月見・・・。

これから季節ごとに続く行楽需要に対応した売り場も、人の嗜好にあわせて変化が必要です。

 

大人数から少人数にあわせた提案に切り替えていけるいける!!