あなたの暇つぶしになれば嬉しい
祈祷師から見た、あやふやな世界のお話
さて、もうすぐお正月。
ご自宅、店舗や会社に神棚を置かれている方も多いかと思います。
年末の忙しさに流されて神棚のお世話を忘れがちになったり。年始に入ってから思い出して榊を買いに行ったりすると、貧相な榊しか手に入らなかったり、入手自体できなかったり。
また、私に祈祷依頼をされた方の中にはご自宅や店舗、会社の神棚を通して祈祷をした場合も多々あります。
そうであっても、そうでなくても「神棚が機能している事」は、神棚を設置している場合は「良い状態を維持」していく上で重要になります。
でも、神棚のお世話だけしているだけで人は生きていけないので疎か(おろそか)になってしまう時があっても仕方ありません。
そんな場合は年末の忙しい時期が過ぎるまで割り切ってしまうのも必要です。神棚に置く「水・※・酒」そして「榊」を片付けてしまう。
澱む、腐るが一番駄目ですから。
その上で、酒は開けないで瓶のまま置いておく。水はペットボトルのミネラルウォーターを置いておく。だけで良いです。
米は自分自身の神棚で試しましたがパウチして置いても「置いていない」のと神様的には同じになる陽でしたので。
ただ、酒、水もやっぱり普段は杯やコップに注いで置いた方が良いようです。これは神棚から出るエネルギーの広がりが違います。
酒を瓶のまま、水をペットボトルのまま置くとエネルギーの広がりは弱いですが「神様」に対しては、それで良いようです。
榊は、一日に新しい綺麗なモノを置くように心がけて。それまでは撤去して、こちらも「神様」的に問題はないようです。
ただ「一日に置く」と約束はしてください。(神棚で手を合わせる時に)
基本的には、きちんとお世話をしないと段々と神棚の機能は弱くなっていきますが。一番重要なのは「汚くしない」「手を合わせる」ですから他の事は後回しでも構いません。
榊は正月に慌てないように先に入手して、葉全体的に水で濡らして、キッチンペーパーに水を含ませて「根」に輪ゴムなどで巻き。スーパーなどのビニール袋に入れて冷蔵庫に保管しておけば余裕で半月以上もつのでお勧めです。
まとめると
・神棚の手入れを忘れて、水を澱ませる。日本酒にカビを生やす。米に帆頃が被る(かぶる)の状態になるのが一番悪ので忘れてしまいそうなら撤去。
・榊は、手入れをしないと目に見えて劣化が早いので手入れできなければ撤去。
・忙しい年末は、封を開けていない状態の日本酒・水だけを置いておくだけでも「神様」的にはアリ。米・榊は置かなくて良い。
・一月一日に、きちんとする約束を神棚でする。約束したら。正月は水・酒・米・榊を、きちんと備える。
・毎日、手は合わせる
こんな感じです・
神棚は良く言われるように一番身近な「神社」です。札を置けば、そこに神様はいます。「居るだけ」にするのかどうかは、自分次第です。
自分だけの神社で気持ち良く初詣できるようにしてみてください。
なんだか文章がまとまっていないけど以上です(笑