ヨシタケシンスケさんの絵本はどれも大好きで、
子どもたちとたくさん読みました。
この本は単行本なので、大人向なのけかもしれませんが、
文字が少ないし、子どもでも楽しめるとおもいます。
ヨシタケさんの本は、どれも哲学的。
よくある日常の一幕の共感から、人や世界の核心をついてきます。
そして最後のオチもいい。
最近は、寝る前の読み聞かせをしていなかったけど、
4月から6年生になる次男と、久しぶりにこの「メメンとモリ」をベッドで読みました。
見慣れたキャラクターたちの、顔やしぐさにほっこりしながら、
ヨシタケさんらしい優しさとユーモアとアイロニーを堪能。
何度も開きたくなるような本でした。
「メメントモリ」という言葉、ラテン語で「死を思え」
つまり「人には必ず死が訪れることを忘れるな」という意味だそう。
ゆるっとしてるのに強烈なメッセージ。
諸行無常の世界に、あまり縛られず、ゆるりと、
でも信念をもって、楽しく生きていきたいです。