少し、連休前になり、仕事のペースも緩んできたので、一日だけ仕事を休むことにした。

やりたいことができたためだ。

個人差はあるが、若いころに比べると物欲はかなり減った。それでもいらないものを買うとよく怒られてはいるが・・・実は、最近は、ミニマリストにあこがれている。

ミニマリストとは、ものを減らして必要最低限のものだけで暮らす人やそのライフスタイルをいう。

 

そこで、普段使用している8畳間押し入れにある私物の断捨離を試みることにした。

前回の引っ越しは、子供も小さく、仕事の合間の引っ越しであったため、十分な整理をする時間がなかったことを思い出す。

 

一人で部屋に閉じこもり、”必要”と”もういらない”の2択をひたすら繰り返す。

山ほど出てくるいらないCD、古い本、古着、研修本などの下積み時代の努力の軌跡、たまに懐かしくなって、ぱらぱらとめくる。あの時はこれで悩んでたなとか、あのトラブルの時に持ってた本だとか、あの時あの先輩にすごく怒られたなとか、自分の人生の軌跡と記憶をたどる時間。何故おいていたのか?と不思議に思うのだが、30代では捨てれなかったんだなと考えることにした。

 

あの豊臣秀吉は素敵な言葉を残している”起きて半畳寝て一畳、天下取っても二合半

人間一人に必要なスペースは、座っている時に半畳、寝ている時に一畳だけ。

いくら天下を取ったって、一食に二合半以上のお米は食べきれない。という意味

 

すべての整理を終え、押し入れを見たとき、必要なスペースは1/4だけだったことに驚いた。