倉戸山 （くらどやま・1169m） 山頂から女の湯バス停方面への下りのザレ場は危険。逆ルートか、登山に慣れた人向き。
1. 倉戸口バス停～倉戸山山頂～女の湯バス停 ルート
*歩数：18,000歩 登った階数：140階
倉戸口バス停（552m）を降り、民家が点在するが人影のない舗道を10分程登ると「温泉神社」（写真）に着く。奥多摩湖が望め景色が良い（写真）。ここからはひたすら木々の中を登ってゆく。途中の急坂で、鷹ノ巣山から来たという数人のマウンテンバイカーに出会う。しばらく登ると傾斜は緩くなり、木々の間から山々が見える。さらに登ると山頂に着く。山頂は広いが木々に囲まれ展望はない（写真）。昼食をとる。山頂からしばらく下ると急坂となる。途中のガレ場は、つかまる木もなく、左手には深い谷間もある。慎重に歩くが脚を滑らせ転倒していると、すぐ前方が騒然としている。数人の山岳救助隊員がいる。何事か尋ねると、前のグループの女性一人が谷底へ滑落し、救助中とのこと。立ち止まらないよう促され、この危険ヵ所を通過すると、下から現場に向かう複数の救助隊員とすれ違う。空にはヘリコプターが見え、プロペラの音が大きく聞こえる。まもなく歩きやすい道となり、しばらくすると樹々の間から奥多摩湖が見えてくる（写真）。湖畔沿いに進み「女の湯バス停」（572m）に到着する。
バス停付近には、滑落した女性のグループのメンバーが、救助隊と連絡をとりあっていた。話によると、女性はヘリコプターで運ばれ、骨折したが命に別状はなかったそうだ。下山時の怖さ知った日となった。
*2018年9月登山
*JR奥多摩駅から女の湯バス停までバスで約30分
＊歩数、登った階数は、iphoneアプリで計