この春から
息子が社会人になりました

小さい頃から
体が弱く…
重度の喘息で
夜間に
救急外来にかかることも
しばしば 

点滴と吸入…
よく病院のベットで
東の空が白むのを眺めました 

学校主催のイベントに
参加できないことも
ありました 
また
何か感染症が流行ると
すぐに
かかって長期の欠席 
そのため
学校に馴染めないことも
ありました

そんな息子が
希望の企業に就職し
毎日(当たり前だけど)
休まず出勤 

今まで頑張って築いてきた
二十数年の人生の
新たなステージに立って
これからは
自力で自分の人生を
計画して
歩もうとしています
嬉しい限りです
母親として
その場、その時で
いろんなことに
気を配り
時には
私なりに最善だと思う
決断をして
子育てをしてきました
その決断のせいで
可哀想な思いをさせてしまったと
後悔することも
ありました 
でも
しっかり成長してくれた息子をみて
今になって
子育てを通して感じた
喜びや苦しみ、後悔
全てが
無駄じゃなかったんだなぁ
と思います
子供がどういう大人に
成長するかは
その過程では
わからないもの…
こういう人に
成長して欲しいと
思い描きながら
親は
自分の感情に耐えつつ
悩み考え 希望を持って
子育てをするのです
そして
長い時間をかけて
いろんな経験を積んで
大人へと
成長するのです
私は
時々 ドライフラワーを作ります

吊るして乾燥させる方法です
ドライフラワーは
風や湿度など
環境に影響されつつ
時間をかけて
美しく仕上げます

鮮やかな色合いや
瑞々しさはないけれど
その自然な風合いや素朴さに
心落ち着き
生花にない
美しさを表現します
これって
人間の成長と似ていませんか?
さまざまな経験を積んで
いろんなことに影響を受けて
それが 長い時間をかけて
体や頭に染み込んで
その人の人格を作りあげる
結果は
すぐに出ないけれど…
辛いことがあっても
じっと 頑張る
そうして
日々 成長していくことで
他人に不快な思いさせない
良識ある大人に
なっていくのです
大人になるまでに
時間はかかるけれど
それまでに
しっかりと手を掛けてあげれば
その後は
親は 遠くで見守るだけ
子供自身が自分で考えて
しっかり前進してくれます
ドライフラワーは
生花から時間をかけて
ゆっくり作りあげます…
ドライフラワーになった後は
耐久性も高く
水やりをしなくても
長く美しさを保ちます

そして
たとえ 少しばかり色褪せても
自分の色を残しながら
見る人を
優しい気持ちにさせてくれます
息子も
今まで経験してきたものを
糧に
自分の人生を切り拓き
良い人と巡り合って
周りの人を幸せに
そして
自分も幸せになって欲しいです

ドライフラワーと息子
意外な共通点を
みつけました

そんなことを考えながら
今日も
ドライフラワーを制作中

日々是好日




