レノファ山口FC 1ー2 ジェフ千葉
土曜に行われたJ2第19節。
前節、岡山に勝利した千葉は、リーグ中盤戦、勢いをつけて上位に進出するために連勝をかけて山口と対戦しました。
千葉は、久しぶりにキャプテンの鈴木選手がスタメンに復帰しましたね。
彼はチームをまとめてくれるので、その存在はとても大きいと思います。
リーグ1位の攻撃力を誇る千葉と、堅守を築き上げ躍進を続けている山口、どちらのチームが持ち味を出せるのか、とても興味がありました。
この試合でも千葉は、早々から激しいプレスで最初からギアを上げてきましたね。
基本、小林監督の千葉は、相手がどうこうというより、自分たちのスタイルを貫く戦い方をしてきますよね。
でも、前半は山口の方が狙い通りの戦いができていたのかなと思います。
さすが好調で上位につけてるチームだけあるな~と感じました。
でも、千葉は決してブレなかったのが良かったですね。
前半は千葉としてはスコアレスで折り返せれば良いかなと思っていましたが、先制点を奪えたのは大きかったと思います。
セットプレーの場面でFKを日高選手が直接決めてのゴールでしたね!
得意の左足で低く巻くような軌道でしたけど、飛んだコースが素晴らしかったですね!
千葉にとって、日高選手のFKは一つの飛び道具ですね!
後半に入ると、徐々に千葉もボールを回せるようになり、自分たちのペースへと持っていきました。
そして、山口がビルドアップをしているところ、寄せていきボールを奪うと、素早い切り替えから最後は岡庭選手が豪快なミドルシュートを決めて、千葉がリードを広げました!
岡庭選手のシュートは、迷いがなく思いっきり振った感じでしたね。
こういうシーンを多く作り出すところが、千葉の狙いとする展開なんでしょう。
ただ、2点目を取った直後に山口に1点返されてしまったのはもったいなかったです。
あのミドルシュートはスピードもそれほどなかったんですけど、GK藤田選手は防げなかったのかな?
スローで見るとDFに当たって、コースが少し変化していたので、それで対応しきれなかったんでしょう。
千葉のリードは1点になりましたが、決して守りに入らず、交代カードも攻撃的な選手を次々と投入してきたとこから、
あくまでも最後まで自分たちのスタイルを貫くという姿勢は、素晴らしいと思います。
小林監督の強きな采配が、ピッチにいる選手にも伝わったかもしれませんね。
そして、千葉がリードを保ったまま試合終了。
千葉がリーグ戦久しぶりの連勝を飾りました!
好調の山口から勝ち点3を奪えたというのも大きいと思います。
試合全体を通して、自分たちのペースじゃない時間帯もありましたけど、そこから盛り返したのは素晴らしいですし、最後は自分たちのスタイルを体現できましたね。
次節は徳島との試合です。
今季は2連勝というのは何度かあるけど、3連勝はまだないので、次節も勝ち点3を獲ってさらに上位進出へとなっていけたら理想ですよね。
シーズンも折り返し地点になったので、後半戦、J1昇格のためにも上位につけたいですね。