ジェフ千葉 1ー1 大分トリニータ
土曜に行われたJ2第10節。
前節、徳島に勝利しリーグ戦2連勝中の千葉は、さらに連勝を伸ばすため大分と対戦しました。
千葉は、前節と全く同じスタメンで挑んできましたね。
連勝中なので、特に大きく修正する必要はないということなんでしょう。
僕もいじる必要はないと思ってました。
ただ、この日の相手、大分には直近6試合で0勝1分け5敗と強烈な苦手意識があるんですよね。
個人的には、それを覆すような結果を期待してました。
そして、前半開始早々に、その期待に応えてくれたのは小森選手!
左サイドの日高選手がグラウンダーのクロスを入れると、田中選手がダイレクトでシュート!
これは相手選手にブロックされてしまいますが、こぼれ球に反応した小森選手が押し込んで千葉が先制!
小森選手は、これで今シーズン6得点!
本当に千葉にとって頼りがいのあるエースへと成長しましたね。
小森選手は、前後半通してクロスバー直撃のシュートがあったりと、惜しいシーンが多々ありました。
積極的にミドルレンジからもゴールを狙っていく姿勢を見せて、自分が決めるという自覚と責任が芽生えてきたと思います。
こういう気持ちは大事ですよ。
前半は千葉のリードで折り返しましたが、1点のリードではまだ分からない、セーフティーではないと思っていました。
その不安が当たってしまったのか、後半の早い時間にCKから最後、ゴール前の混戦を押し込まれてしまいました><
こういうところも苦手意識の表れなのかな~と思ってましたが、まだ負けてるわけではない!千葉の選手はやってくれる!そう信じてました。
でも、ここから大分がボールを握って押し込む時間帯が続きましたね。
しかし、GKの藤田選手やCBの鈴木選手、久保庭選手がとても集中して守っていましたよ。
千葉は少ない攻撃のチャンスがありましたが、大分がゴール前に人数をかけて壁のようになっていたので、千葉のシュートがどうしてもブロックされてしまいましたね。
J2屈指の攻撃力を誇る千葉に対し、それを十分警戒しての策だったのでしょう。
その後も大分に攻め込まれましたが、耐えた守りを見せた千葉がリードを許さず、試合終了。
苦しんだ試合だったけど、勝ち点1を掴み取りました。
3連勝こそならなかったけど、押し込まれた苦しい展開の試合でも、こうやってしぶとく勝ち点を拾っていくことは大事だと思います。
順位こそ中位に位置してますが、上位とはそれほど勝ち点は開いてないので、まだまだここから巻き返しは可能です。
そして次節は秋田との試合です。
秋田にも対戦成績では分が悪いんですけど、こういう苦手な相手でも結果を出していかなければ、上位進出、さらにその先のJ1昇格は達成できないので。
これを乗り越えていくことを期待しましょう!